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綺麗な…魔法を

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綺麗な…魔法を

1 - 綺麗な…魔法を

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77

2019年10月27日

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授業中

トンッ

机の上に紙切れが転がってきた。

これはいつもの事だった。

幼馴染のアイツだ。

翔琉(かける)

(ニッ)

咲良(さくら)

はあ。

これは、密かな楽しみだった。

『お前、手動いてないぞ。数A絶対わかってないだろ。ばーか。』

咲良(さくら)

(ムカッ)

授業中の秘密のやり取りが楽しかった。

2人だけの秘密。

この響がとても嬉しかった。

ムカつくこともあるけれど、

楽しかった。

授業中、先生にバレないように紙切れを渡す時

緊張して胸が高鳴った。

それと同時に私の心も高鳴った。

翔琉とのやり取りに。

『分かるし。バカにしないで!』

咲良(さくら)

(プイッ)

翔琉(かける)

(ふーん。)

休み時間

翔琉(かける)

お前、絶対わかってないだろ。

咲良(さくら)

分かってるってさっき言ったじゃん。

蒼真(そうま)

また、お前ら授業中にやり取りしてたのか?

彩夏(さいか)

仲良しだね〜。

翔琉(かける)

いや、だってこいつさっきの授業寝そうだったし、手動いてなかった。

彩夏(さいか)

そいっ

咲良(さくら)

あ!

彩夏(さいか)

最後らへん書いてないじゃん。あははっ。

蒼真(そうま)

これは…。

咲良(さくら)

しょうがないじゃん。集中力が切れたの。。。

翔琉(かける)

バカだなやっぱりお前は、、、

咲良(さくら)

だって、理数系嫌い。。。

本当は、返事考えてたんだけど。。。

彩夏(さいか)

よし!

咲良(さくら)

彩夏どした?

彩夏(さいか)

今週の週末私がみっちり教えてあげる!!

咲良(さくら)

え…?

蒼真(そうま)

それ良いね〜。俺も入れさせて!!

蒼真(そうま)

翔琉も。

翔琉(かける)

分かったよ。

咲良(さくら)

なんで…。

翔琉(かける)

お前がちゃんと授業聞かないからだろ。

しょうがないじゃん。

翔琉が話しかけてくるんだから。

咲良(さくら)

分かった…。

彩夏(さいか)

それじゃ。あとはLINEで!!

蒼真(そうま)

OK!

翔琉(かける)

分かった。

咲良(さくら)

うん。

下校

咲良(さくら)

はあ…週末勉強かー。

咲良(さくら)

ん?公園に誰か…

女の子

ヒック…ふぇ…ヒック…

咲良(さくら)

泣いてる。

タッタッタッ

咲良(さくら)

どうしたの?

女の子

ヒック…?

咲良(さくら)

お母さんは?

女の子

ヒック…(フルフル)

女の子

おか…さんは…おかい…もの……ヒック…ぐす…

女の子

それ…でね…おにちゃ…もいたの、

咲良(さくら)

お兄ちゃんはどこに行ったのかわかる?

女の子

おともだちと…どっかいっちゃって…わかんない…

女の子

すぐ…もどってくるって…いったのに…うぅ…ふぇ…ヒッグ…うぅ

咲良(さくら)

そっか。だったらお母さんがもどってくるまで

咲良(さくら)

お姉ちゃんが遊んでてあげる。

女の子

ほんと?

私はハンカチで涙を拭いてあげた。

咲良(さくら)

ほら、お菓子食べて元気だして?

女の子

いらない…

咲良(さくら)

なんで?

女の子

しらないひとの…おかし…もらっちゃだめだって、おにいちゃんがいってた。

咲良(さくら)

そっか。お利口さんだね。(純粋な子だなあ。)

咲良(さくら)

(よしよし)

咲良(さくら)

よし、それじゃ遊ぼっか。

女の子

うん。

咲良(さくら)

(夕方になって日も傾いてきたな。)

はな(さっきの女の子)

おねえちゃん!

はなちゃんも心開いてきてくれたな。

はな(さっきの女の子)

だんご!

咲良(さくら)

何かな?

咲良(さくら)

ほんとだ!上手だね!

お母さん

あ!はな!!

はな(さっきの女の子)

おかあさん!

お母さん

あ、遊んでくれたの?

女の子

うん!おねえちゃんがね、あそんでくれたの!

お母さん

ごめんなさいね。

咲良(さくら)

大丈夫ですよ〜。

お母さん

あれ?はなお兄ちゃんは?

はな(さっきの女の子)

おにいちゃんね、ともだちとどっかいっちゃった。

はな(さっきの女の子)

だけどね。だいじょうぶだよ!おねえちゃんがね!いっしょにあそんでくれたから!

お母さん

そう。

お母さん

ありがとうございます。あそんでくれて。

お母さん

大変だったでしょう?

咲良(さくら)

いえいえ。とってもお利口さんでしたよ。

お母さん

そうですか。ありがとうございます。

はな(さっきの女の子)

おねえちゃん、ありがと!だいすき!

お母さん

ふふ。懐いちゃったみたいだね。

咲良(さくら)

そうですね。あははっ!

はな(さっきの女の子)

おかあさん。おなかすいた。

お母さん

ごめんなさいね。

はな(さっきの女の子)

バイバイ、おねえちゃん!

咲良(さくら)

バイバイ。

お母さん

さよなら。

咲良(さくら)

はい。

咲良(さくら)

はあ。可愛かったな。はなちゃん。

咲良(さくら)

素直だったし。

『おねえちゃん、ありがと!だいすき!』

咲良(さくら)

〜っ!可愛い。

咲良(さくら)

私もあんなふうに素直だったらな。。。

翔琉(かける)

(ニッ)

咲良(さくら)

!?

咲良(さくら)

なんで…翔琉が。頭の中に。

咲良(さくら)

好き…だけど…

咲良(さくら)

告白…

咲良(さくら)

やっぱいいや。

咲良(さくら)

どうせ振られる。

咲良(さくら)

(ってこんなふうに先延ばしにしちゃうんだよな。)

なんて送ろうか。

素直だ。素直になれ。

咲良(さくら)

翔琉、これから公園に来れる?

翔琉(かける)

え?行けれるけど。何で?

咲良(さくら)

来れば分かるから!

咲良(さくら)

うぅ…寒…。

翔琉(かける)

来たぞ。話って?

咲良(さくら)

(こいつ、鈍感すぎ。)

咲良(さくら)

(こんな状況も分からないなんて。)

咲良(さくら)

(まあ、いいや。余計なことは気にするな。)

咲良(さくら)

あのね。ずっと前から

咲良(さくら)

好きでした。付き合ってください!

翔琉(かける)

え…。

咲良(さくら)

大好き。

咲良(さくら)

授業中のやり取りも返事考えてたから、ノートかけれなかったの。

咲良(さくら)

あれ、とても楽しみだった。

咲良(さくら)

嬉しかった。

勝手に口から今まで思ってたことが

吐き出されてく…。

咲良(さくら)

笑った時

咲良(さくら)

とっても嬉しかった。

咲良(さくら)

惹かれていった。

翔琉(かける)

分かった。分かったから…。

翔琉(かける)

それ以上言わないで…恥ずかしい…

咲良(さくら)

(かああ)

咲良(さくら)

(私ったらつい。。。)

翔琉(かける)

俺も、好き…

翔琉(かける)

授業中のやり取りも

翔琉(かける)

お前と話したかったから、

翔琉(かける)

ずっと…。

咲良(さくら)

めっちゃ嬉しい…

涙が勝手に…

止まらない……

翔琉(かける)

だ、大丈夫か?

私は抱きついた。

泣き顔なんて見せられない……

はな(さっきの女の子)

(ニコッ)

咲良(さくら)

!?

咲良(さくら)

(ニコッ)

咲良(さくら)

(ありがと…)

あの…女の子に

私は魔法をかけられた。

不思議な魔法を。

とても心地よい

綺麗な魔法。

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