由希
あなたはいつもみんなといる時は無理して笑顔でいたり、辛いことを隠しているのですよね。本当にえらいです。私にはそんなことできません。あなたが優しいからできたことです。まずは自分のことを褒めてあげてください。
あなたという存在はあなたしかいないのです。あなたが生まれてきたということは、あなたがそれほど優秀な人材だからだと思います。
あの日流した涙は誰も知らず、あの日心の中で叫んだ苦痛は誰にも届かず、そんな残酷な世界で生きてこれたのはすごいことだと思います。本当はもう命を落としてしまってもおかしくないほど辛い社会なのにここまで頑張ってきた。
なんてすごいことなんでしょう。
自分のことを信じろなんて言いません。自分に対して無関心でもいいのです。この世に存在していたら生きていることを否定することなどできません。
いいですか。誰かの視線に入っただけで、誰かの物語の共演者です。あなたは今まで会ってきた数えきれない人数の物語に入っているのです。きっとこの瞬間にもあなたのことを思い出している人もいるでしょう。
あなたの存在は偉大です。
あなたが死んだら誰より私が悲しいです。
無理に生きろとは言いませんが、
なんとなくでいいから存在していてください。
いつでも私はあなたのことを思っています。
疲れたならまたここに来てくださいね。
それでは