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これは俺が高二の夏休みに
実際に体験した話だ
俺は自分の机の中に宿題を忘れたことに気づいて
夕方5時くらいに親友の和樹と学校へ取りに行った
和樹
悠斗
悠斗
悠斗
和樹
悠斗
和樹
悠斗
悠斗
そう言って教室の鍵をかけようとした時、誰かが俺の後ろに立っていることに気づいた
悠斗
後ろにいたのは半年前事故で大怪我を負い入院しているはずの直哉だった
悠斗
直哉
直哉
悠斗
直哉
悠斗
直哉
悠斗
直哉
悠斗
直哉
悠斗
直哉
悠斗
悠斗
悠斗
直哉
悠斗
それから俺たちは時間を忘れて喋りまくった
そして気づくと外は暗くなっていた
悠斗
直哉
悠斗
直哉
悠斗
悠斗
直哉
悠斗
直哉
悠斗
直哉
悠斗
直哉
悠斗
直哉
悠斗
直哉
直哉
悠斗
直哉
悠斗
俺は直哉がちょっと怖くなって職員室前の電話からかけることにした
プルルルルルルルプルルルルルルル
ガチャ
おふくろが出た
おふくろ
悠斗
おふくろ
悠斗
おふくろ
悠斗
おふくろ
悠斗
おふくろ
悠斗
ガチャ
直哉
悠斗
悠斗
直哉
俺は言われるがままに直哉についてった
今思えば、この時点でおかしいと気づくべきだった
だって直哉に母親はいないはずだから
暗い廊下を直哉の後ろについて歩いた
悠斗
直哉
一瞬別人の声に聞こえた
昇降口で直哉の横顔を見た俺は暑くもないのにぶわっと汗をかいた
そこにいるのは直哉では無い
別人だ
悠斗
俺は一目散に逃げた
心臓がちぎれるほど走って家の中に飛び込んだ
おふくろ
悠斗
おふくろが泣きそうな顔で飛びついてきた
悠斗
おふくろ
おふくろ