ころんside
るぅとくんは勿論、
ゲーム仲間のさとみくんもジェルくんも、
相談仲間の莉犬くんも、
保護者の遠井さんも。
皆のリーダー、なーくんだって。
僕の大切な仲間であり親友だ。
青猿
僕が認めた友達は汚い嘘をつく人も、非道な人間もいないからね!嘘つく人はいるけど!
笑って言い切ると、彼も伝染したようにフッと微笑んだ。
紫央
、、、ありがと、ころん
青猿
恋愛相談とかも乗るからね!僕と莉犬くんはよくし合ってるから!
そっか、今度乗ってもらってもいい?と優しい声色で答える彼に大きく頷く。
紫央
、、少し、気分が晴れたかも
青猿
そう?良かった!
肌寒い風は少し出てきているが未だに暑い今日は寧ろ気持ちいいくらいだ。
紫央
頑張ろうね、お互い
なーくんがそう言ったところで屋上の扉が開かれる。
赤崎
ころちゃんとなーくん!早いねーって結構珍しい組み合わせ、、そんな仲良かったっけ?
莉犬くんが元気に近づき、僕たちに問う。
青猿
うん、仲いいよ
紫央
、、ふふ、だね
顔を見合わせ、笑い合った。
紫&青
「「だって親友だからね」」
口を揃えてそう告げる。
莉犬くんは一瞬驚いた顔をしたがすぐニコリとほほ笑み、「俺も親友だよ!」と僕らをギュッと抱きしめたのだった。