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慎太郎side

放課後

北斗は○○ちゃんを どこかに呼び出して いた。

北斗が教室から出ていく前、

俺は引き止めたかった。 でも、出来なかった。

今の俺はどうしたらいいのか 全然分からない。

森本 慎太郎

帰るか...

○○side

私はほっくんに 呼び出されて 体育館に来ている。

体育館に向かっている 時の間、ほっくんの 後を追いかけるように 歩いていた私は、

ほっくんの背中が、 いつもと違う感じが した。

堀 ○○

ほっくん...?

堀 ○○

なんで私呼んだの?

松村 北斗

...

松村 北斗

俺さ、小二の時から

松村 北斗

○○ちゃんの事、好きだった。

真面目な顔で そう私に伝える ほっくんの顔は、 真剣でどこか切ないような 顔をしていた。

堀 ○○

ほっくん、

堀 ○○

私ッ

松村 北斗

分かってる。

松村 北斗

○○ちゃんが慎太郎の
こと、好きなことくらい。

松村 北斗

わかってるよ。

堀 ○○

じゃあ、なんでそれを私に?

松村 北斗

俺、今までずっと

松村 北斗

一方的な片思いでさ、
この気持ち○○ちゃんに
伝えようとしても、
出来なかった。

松村 北斗

怖かった。

松村 北斗

○○ちゃんが慎太郎の事
好きになって、俺、

松村 北斗

もう俺の片思いは
一生実らない。って
はっきり知らされたよ

松村 北斗

だから、せめて

松村 北斗

告白だけは、
しておこうって思って、

ほっくんの切ない 背中は、 私のせいなんだ。

何年も、何年も。

ほっくんは 私の事を思ってくれてた。

それに対して私は、 なんて酷いこと をしてしまったんだろう。

ほっくんは 今まで抱いていた 私への気持ちを 打ち明けた今、

泣きそうな顔、 全て言いきって 涼し気な顔。 2つが入り交じった 顔をしている。

その顔を見た私は、 ほっくんに こんな酷い気持ちにさせた 自分を許せなかった。

人はそれぞれ、 違う人を好きになったり、 同じ人を好きになったりする。 そして、 結ばれるのは両思い同士。

ほっくんは それを知っていながらも 私に告白をしてくれた。

私はほっくんの 胸の中に入り込み ハグをした。

堀 ○○

ありがとう

堀 ○○

ごめんね?ほっくん...

ほっくんは 私を力いっぱい 抱きしめた。 これで、 最後にする。 と、そのハグには 意味があったかのような ぬるい温かさの ハグだった。

松村 北斗

ッ...謝るな((

松村 北斗

俺がダサいヤツみだいだろ

ほっくんは 鼻をすすって、 泣いているのを、 誤魔化そうとしていた。

堀 ○○

ううん。

堀 ○○

ほっくんはダサくない。

堀 ○○

むしろかっこいいよ

松村 北斗

バカッ、そんなこと言うのは
好きなつに言うんだよ

堀 ○○

ほっくん、ほんとにごめん((ボソッ…

私は ほっくんに聞こえない ほどの小さな声で、 謝った。

ーNEXTー

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