菜々美
菜々美
菜々美
紗枝
紗枝
大輝
大輝
大輝
男1
男1
男2
大輝
夏休み
折角だし、サークルのメンバーで どこか遊びに行こう!
という大輝の提案により、
都会から少し離れた小さな川に やってきた
1泊2日のキャンプだ
紗枝
菜々美
菜々美
紗枝
紗枝
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美がわざと口を膨らませ
上目遣いにこちらを見る
紗枝
日焼けするしなぁ〜
なんてぼんやり考えていた私も
菜々美の必死の訴えに
まあいっか…なんて思ってしまった
紗枝
紗枝
菜々美
菜々美
紗枝
紗枝
菜々美
菜々美
紗枝
川を上の方に登る
もう大輝達の顔もあまりよく見えない
紗枝
紗枝
紗枝
石の傍に座って
魚たちを眺める
群れを作って、川の流れに逆らって
涼しげに泳いでいる
紗枝
紗枝
菜々美
菜々美
パシャッ
紗枝
前にいる菜々美を見て
立ち上が…
紗枝
菜々美
菜々美の後ろの方に何か…
木の影に隠れるように
黒ずんだ緑
ぼうっとぼやけてちゃんと見えない
二本足で立って
じっとこっちを見ているように感じる
何…アレ?
紗枝
その時
私の問いに答えが見つかった…
のか?
紗枝
頭の上に紙皿のようなものがのっている
あれは…
紗枝
紗枝
紗枝
紗枝
菜々美
後ろを振り向く菜々美
菜々美
え?なんで?
紗枝
菜々美
菜々美
紗枝
紗枝
紗枝
菜々美
菜々美
ふとカッパがいた方をみると
まるで
元からいなかったかのように
もうその姿は
どこにもなかった
大輝
大輝
大輝
笑いながら
私の顔を覗き込む
紗枝
紗枝
紗枝
顔が近い
紗枝
大輝
一瞬空気が静寂に包まれる
菜々美
菜々美
菜々美
…っ菜々美だ!
とっさに、大輝とは反対方向に
顔を逸らす
菜々美
紗枝
大輝
紗枝
紗枝
紗枝
菜々美
大輝
紗枝
紗枝
大輝
菜々美
紗枝
結局昨日は
昨日見たカッパが忘れられなくて
あまり眠れなかった
お陰で寝不足だ
菜々美
菜々美
紗枝
大輝
紗枝
紗枝
菜々美
菜々美
菜々美
紗枝
大輝
大輝
紗枝
菜々美
菜々美
紗枝
菜々美
菜々美
紗枝
紗枝
菜々美
風が吹く
日陰にいるけど
少しだけ蒸し暑い
菜々美
紗枝
菜々美
菜々美
紗枝
菜々美
菜々美
紗枝
え?
紗枝
どうして見えていないふりなんて
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
紗枝
菜々美
菜々美
紗枝
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
紗枝
菜々美
菜々美
菜々美
紗枝
紗枝
まるで私
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
頭が真っ白になった
それが本当なら私…
紗枝
菜々美
どうしようもない悲しみがこみあげる
そして、
それは大きな怒りに姿を変えた
紗枝
紗枝
紗枝
紗枝
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
紗枝
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
菜々美
紗枝
紗枝
紗枝
紗枝
紗枝
紗枝
紗枝
紗枝
紗枝
紗枝
紗枝
紗枝
紗枝
紗枝
紗枝
紗枝
紗枝
菜々美
バシッ
紗枝
バシッ
その時
大きな影が私たちを包み込んだ
2人で上を見上げる
ケンカハダメダヨオ??
コメント
1件
怖い