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小さなお寺の神様と死にたい少年

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小さなお寺の神様と死にたい少年

4 - 魅入られ子〜過去〜

♥

110

2023年10月17日

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微炭酸サイダー

更新止めてすみませんでしたー!!

微炭酸サイダー

ちょっと展開が思いつかなくて💦

微炭酸サイダー

それではレッツゴー

S

L

あにきも居なくなったことだし

L

疫病神には封印されてもらうから

S

なぁ封印師

L

S

なんで僕が疫病神になったか知っとる?

L

知らないけど。

L

人を殺めてることに変わりないんだから

L

どうでもいいけど。

S

…りうらが言っとる殺めた人っていうのは

いむくんのことやろ?

L

ッッッ!

S

僕を封印した時に言っとったな

S

仲良かったんやって?

L

何が言いたいッ!

S

いむくんは死んでない

L

は、?

S

まぁ、人外としては

S

やけどな。

L

どういうこと、?

S

いむくんは

あの年の魅入られ子

S

やから。

これは今から60年前

この土地に疫病神が生まれた年である

61年前

S

ねぇ、おかあ、?

S

ないくん、知らん、?

…ごめんなさいッごめんなさいねッッ

初兎ッ(ギュッ)

S

んぅ、?

S

どういうこと、?

ないくんはねッ

この村の神様のお手伝いに行ったのよッ

S

神様の?

S

すごいね!

えぇッそうねッッポロポロ

S

おかあ、?

この村には昔から子供を捧げものにする風習があった

僕の友達のないくんが神様のお手伝いに言ったと言われた日、そして母が僕に謝っていた理由が次の年にわかったんだ。

次の年僕は母に連れられ神社へ向かっていた

S

おかあ?

S

どこに行っとるん?

…着いてきてね。

S

、?

S

なぁ、?

ッポロポロ

いいから黙って着いてきてちょうだいッ

S

ご、ごめん

まだ小さかった僕には村の風習なんてものは分からなかった

初兎あなたは今日からここの神として生を全うするのよ

S

神、?

S

おかあは?

私はッ

S

僕ここに1人?

そう、ね。

もう時期村の人が来るわ。

時期神として、恥のないようにね。

S

S

うん、分かった、?

僕は知らなかったこんなおぞましい儀式が僕の友達に行われそして自分に行われることを。

村長

さぁこの中へ入り神としての力をつけ村を救わう子供よ。

村長

それを育てあげた母親よ

村長

最後の育児を全うし神を生成せよ

初兎…ごめんなさい。

S

あ、え、?

S

待ってッッ待ってよ!

ダンッッッ(炎の中へ入れられる)

S

あ"ッつ"いッッ

暑くて苦しくて意識が遠のきかけた時

N

初兎

S

え"ッ、?

ないくん、?

N

このまま死んでいいの、

N

俺は神になんかなれなかった

N

そのまま村の人を許していいの?

S

だってッ

村長

良かったこれで私たちはいきていける

…そう、ですね。

S

…そうやね。

N

俺らは死ななくても良かった。

S

死ぬのはあいつらだ

俺はお前らを許さない

S

それで神の力に目覚めて村の人達に疫病神だって言われて恐れられだした

S

それがまた僕を強くした

S

それから僕はここの神社で祀られるようになった

S

でも時代は進む。

S

村は人が居なくなり

S

都市化が進んだ。

S

次第に僕を祀る人もいなくなって言った

S

それから少したって

S

僕は上の神から呼び出された

必要ない

S

それだけ言われて俺はここに戻された

S

でもその年の夏

S

いむくんに出会った

L

S

いむくんはさ…笑

S

最初はあんなに笑う子だったんだって思うくらいには

S

真っ暗な瞳してたよ。

S

君は知らないだろうけどね

L

ッッ!

L

なにがッ!

S

助けなかったんだろ

S

魅入られてるのが分かってたのに

L

それ、は…ッ

H

ふんふんふーん🎶

L

ほとけっち

H

お!りうちゃん!

L

こんなとこにいたらまた先生に怒られるよ。

H

いいの〜笑

H

ここだとみんなの声聞かなくていいんだもん。

L

また、なんか言われたの?

H

んーん、

H

僕は"平気"だから笑

L

そ、っか。

L

ほら、授業戻ろ?

H

うん!

ほとけっちはよくクラスで変な噂を立てられてた。正確に言えば気味悪がられてたんだ。

神の声が聞こえる子だったから

L

…りうらがッ助けてあげるからッ

L

ほとけっち?

H

ねぇりうちゃん。

L

ん?

H

僕、

もうすぐ 連れてかれちゃうんだって

L

え、?

H

…神の声が聞こえるっていうのはッ

H

ずっと僕を連れていくための誘惑で

H

マーキング

H

僕は神の子になるんだって。

L

な、なんでッ、!

H

ねぇッりうちゃんッポロポロ

H

まだりうちゃんと一緒にいたいポロポロ

H

神の子になんかなりたくないよッッ!

L

…ッッ(ギュッ)

りうらにはッ何も出来ないッ

L

行かないでッほとけっちポロポロ

H

う"ゥッポロポロ

突然の告白から2日後ほとけっちは遠くの村に儀式のために連れていかれたと親から聞いた。

それから月日は流れ りうらは封印師になった

神にも逆らえる力が欲しかった。 守ることの出来なかった小さな手をもう二度と離さないようにたくさん鍛錬した。でも遅かった。

L

…はい。すぐ向かいます。

神の魅入られ子が疫病神に殺された

L

…封印、か。

りうらが助けたかった存在が死んだのはあとから知った話だけどね。

L

お前がほとけっちを殺したんだ

L

だからりうらはお前をもう二度と出て来れなくする

L

もう二度と神になんて従わないッ!

L

神に大事な人を奪わせないってッ

L

決めたのにッポロポロ

S

…りうら

L

気安く呼ぶなッッ!

S

いむくんは村の人が殺したんや。

L

…そんな嘘わかるに決まって

S

俺と同じ儀式で

S

いらない、かぁ…

S

勝手に神にしといてよく言うわほんま

S

…ないちゃん元気かな。

S

いじめられてへんかな。

トスッ

S

S

神社の階段に人がおる。

H

H

ここが、僕が祀られる神社?

H

…小さい子の音がする。

H

1個じゃない、けど。

H

一つだけここにまだいる。

S

なんかめっちゃ喋ってんな。

H

え?

S

H

あなたが神様、?

S

あ、見えるん?

S

まぁそうやけど

S

そんなええ神ちゃうからな?

H

…そんな気はしてました。

S

君名前は?

H

ほとけ、です。

S

神様仏様言うてな〜笑

H

…親はそういうつもりでつけたそうですけど

S

…もしかして

S

君魅入られ子か?

H

…そうです。

H

小さい頃から神様の声が聞こえてました。

S

はぁー、大変やな笑

S

てか敬語やめてええよ笑

S

敬われるほど大層な仕事してへんし笑

H

…!✨️

H

うん!

S

なんや可愛い顔できるやん笑

S

いむくん

H

いむ、?

S

ほとけってなまえあんま好きちゃうから僕が。笑

S

ええ人おらんねん神なんて

H

神様の名前は、?

S

生前は初兎やったから

S

初兎でええよー

H

じゃあ初兎ちゃんだ!

S

あはは笑

これが僕といむくんの出会い

いむくんはよくここの神社で僕と話をするようになった

でもそんな平和な日々は長くは続かなかった

S

ん"ー、よく寝た

っめて!ッ!!やめてよッ!

S

、?

S

いむくん、?

H

離してッッ!

いい加減にしなさいッッ!

儀式のために生まれたあんたに

権利はないわ!

H

まだ学校にも行きたいッ!

H

友達と話したいッッ

H

もっとッりうちゃんと居たかったッ

H

もっと初兎ちゃんと話したいッッッ!

H

返してッよ!僕の人生ッ!

村長

トンッ

H

う"ッ、?

H

…バタッ

村長

…うるさいヤツだ。

村長

さぁ、神よ

村長

魅入られ子は連れてきた

村長

この村を街を国を疫病神から救たまえ

S

いむくんッ!

疫病神の神社で疫病神祓おうとするとか頭逝っとるんちゃうかこいつらッ!

S

俺はまだここにおるんやッ!

S

代わりなんか要らんねん!

さぁ早く

ほとけを神に捧げてくださいッ!

村長

あぁ良くぞここまで育てた

村長

神の子の親である

村長

神霊なる母よ

ありがたきお言葉

S

…神への捧げもの?

S

なんや人を物みたいに

S

いむくんを傷つけんな

S

離せッその汚い手をッッ💢

ぶわっ🔥🔥🔥

えっ!?

村長

なんだこれはッ?!

H

初兎、ちゃん、?

ほとけ!

村長

ほとけくん

H

へ、?

S

いむくん早くッ逃げろ!

早く行きなさい!

村長

神の元へと

H

…神、のもと?

H

ここに入ればッ初兎ちゃんと一緒?

S

んなわけあるかッ!

S

いむくんは魅入られ子!

S

上の神のところに駒として送られるだけや!

H

スタ、スタッスタ、スタ

S

おいッ!

S

聞いてんッッ?!

上の神

さぁ早く

上の神

その器を我が元へ送り届けよ

H

うわぁ…、

H

ここよりずっとッ

H

苦しく、ない、や…ッ

H

必要としてくれてッポロポロ

H

僕はッ

S

いむくん!だめや!

H

楽に、ッなれ、る…

H

ごめん、ね?ポロポロ

🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥

S

あ、あ"ぁぁぁぁぁ'""'

L

そん、な…ッ

S

君が僕を封印することで

S

証拠隠滅ですよ

S

ま、元々見えてもないんだけどね。

S

で?

S

それでもまだ

S

僕を許せない?

S

封印したい?

L

L

疫病神

S

ん?

L

一つだけ教えて欲しい

S

なんや

L

あにきはッ…

S

…悠くんは

魅入られ子の可能性が高い

L

じゃあやっぱりッ

S

僕の微量な不幸の力が悠くんにあんなに影響するなんて思ってなかった。

S

やから、力を強めて神に対抗するしか無かった

L

疫病神、ううん

L

初兎ちゃんが魅入ってるんだと思ってた

L

だから、ほとけっちのことも

L

自分に取り込んで、あにきもって

S

んな事望んでへんわ

S

僕は生贄でできた出来損ないの人間がつくりあげた偽物の神なんやから笑

S

誰にも死んで神になってほしくない。

S

人として扱われる世の中がええよ。

L

ねぇ、あにきは

L

いつ捧げられる予定になってるの?

S

神のことはおれにはまわってこーへんよ。

L

なんでッ!

S

…いむくんに交代してることになってるからな。

S

あの儀式のせいで

L

…あにきはりうらが守ってみせる

S

そこは譲らん

S

悠くんは僕が助けるって誓ったんや

S

助けてって願い叶えたるって約束したから。

L

望むところだよ

L

初兎ちゃん

S

ふんwガキー!

S

期待しとんでりうら

L

気安く呼ぶなアホ神

魅入られ子

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