家と学校を往復する日々
そんな生活を送る中、 ある日学校で君と出会った
なんだか君の事が気になり、 いつしか君を目で追う様になって
君の事をもっと知りたいって、 頭の中でいつも君の事ばかり 考える様になって
この気持ちの正体に気付いた
この気持ちを君に伝えるべきか、 伝えずに諦めるべきか
何度も何度も行ったり来たり、 まるで振り子の様に揺れ続ける 僕の気持ち
それでも結局 最後は理屈なんかじゃなくて
この気持ちを 抑えこむのが辛くて、 そんな辛さから逃げ出す様に 僕は君に思いを伝えた
マコト
マコト
マコト
マコト
何かに 心臓をグッと捕まれたみたいに 胸の奥が苦しくなった
このまま沈黙が続くと とても耐えられない気がして 僕は必死に次の言葉を探した
マコト
他に好きな人いるの?
どうしてそんな事を聞いたのか 自分でも分からなかった
今更そんな事を聞いても 仕方ないのに
今更そんな話は聞きたくないのに
そんな僕の思いをよそに 君は質問に答え始める
持てないんだよね
性格だって暗いし···
迷惑じゃないかなって
マコト
悲しそうに話す君を見ていたら 言わずにはいられなくなった
マコト
自信を持ってよ!
マコト
好きになってくれたら
僕は嬉しいよ!
マコト
努力だってする!
マコト
チャンスをください
マコト
僕は何をやっているんだろう
マコト
ごめん、しつこくて
ありがとう
マコト
本当に辛かった
それでも僕は
マコト
僕かなりダサいよね
マコト
好きって言ってくれて
本当に嬉しかった
マコト
そんな優しい言葉をくれる君を
やっぱりどうしても 諦める事が出来なかった
付き合うのは勿体ない
絶対に他にもっと
良い人がいると思う
とても素敵な人だから
マコト
だって──
マコト
マコト
僕には 振られている理由が よく分からなかったんだ
『振り子』
マコト
マコト
マコト
マコト
マコト
あんまり無いかな
好きになってくれる人
いないだろうから
マコト
それだけで嬉しいかな
マコト
マコト
マコト
マコト
ダメな所なんて無いよ
勉強だって出来るし
クラスの皆の人気者で
言ってもらえるなんて
私、本当に幸せで···
マコト
マコト
マコト
マコト
そろそろ帰ろうかな
マコト
ありがとうございました
出来る限り自分の思いはぶつけた
結果は残念だったけど 自分の中で しっかりと諦めはついた
「前を見なくちゃ」と 自分に言い聞かせて僕は
教室を後にし───
突然の彼女の呼び掛けが 教室を出ようとする 僕の足を止めた
マコト
マコト
好きじゃないの?
マコト
マコト
諦めちゃうの?
そんな中途半端な
気持ちだったんだ
マコト
マコト
マコト
マコト
諦めるから···
なんだか変わったね···
サッカー部の試合に
マコト君出てたでしょ?
少し試合見たんだけど
点差も開いてチームの
他の皆はもう諦めてた
マコト君だけは一人で
大きな声出して走って
マコト
とても素敵で輝いてて···
マコト君の姿ばっかり
追いかけてた
マコト
マコト
マコト
諦めてほしくないの!
マコト
仕方ないじゃん!
やってみなくちゃ
分からないじゃん!
マコト
振られてんだよ!
8回目は成功するかも
しれないじゃん!
マコト
マコト
マコト
何でこんな人の事
好きになったんだよ!
好きなんでしょ?
マコト
マコト
マコト
マコト君が好きだよ?
マコト
マコト
マコト
マコト
諦めてほしくないの!
マコト
マコト
振りたいだけだよ!!
マコト
マコト
傷付くんだって!
マコト
マコト
マコト
マコト







