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家と学校を往復する日々

そんな生活を送る中、 ある日学校で君と出会った

なんだか君の事が気になり、 いつしか君を目で追う様になって

君の事をもっと知りたいって、 頭の中でいつも君の事ばかり 考える様になって

この気持ちの正体に気付いた

この気持ちを君に伝えるべきか、 伝えずに諦めるべきか

何度も何度も行ったり来たり、 まるで振り子の様に揺れ続ける 僕の気持ち

それでも結局 最後は理屈なんかじゃなくて

この気持ちを 抑えこむのが辛くて、 そんな辛さから逃げ出す様に 僕は君に思いを伝えた

マコト

好きです

マコト

僕と付き合ってください

マコト

お願いします!

···ごめんなさい

マコト

そっか···

何かに 心臓をグッと捕まれたみたいに 胸の奥が苦しくなった

このまま沈黙が続くと とても耐えられない気がして 僕は必死に次の言葉を探した

マコト

もしかして···
他に好きな人いるの?

どうしてそんな事を聞いたのか 自分でも分からなかった

今更そんな事を聞いても 仕方ないのに

今更そんな話は聞きたくないのに

そんな僕の思いをよそに 君は質問に答え始める

好きな人はいないかな

私···自分に自信が
持てないんだよね

顔も可愛くないし、
性格だって暗いし···

私に好きになられても
迷惑じゃないかなって

マコト

そんな事ない!

悲しそうに話す君を見ていたら 言わずにはいられなくなった

マコト

もっと自分に
自信を持ってよ!

マコト

少なくとも、もし君が
好きになってくれたら
僕は嬉しいよ!

マコト

好きになってもらえる様
努力だってする!

マコト

だから···僕に一度だけ
チャンスをください

マコト

付き合ってください

···ごめんなさい

僕は何をやっているんだろう

マコト

···そうだよね、
ごめん、しつこくて

ううん、ごめんね

でも、嬉しかった···
ありがとう

マコト

·········

本当に辛かった

それでも僕は

マコト

···2回も断られて
僕かなりダサいよね

マコト

ハハ···ッ

そんな事ないよ!

こんな私の事を
好きって言ってくれて
本当に嬉しかった

マコト

··········

そんな優しい言葉をくれる君を

やっぱりどうしても 諦める事が出来なかった

でも、私なんかと
付き合うのは勿体ない

マコト君には
絶対に他にもっと
良い人がいると思う

マコト君は
とても素敵な人だから

マコト

僕は君が良いんだ!

マコト君···

だって──

マコト

付き合ってください

ごめんなさい

マコト

····んん?

僕には 振られている理由が よく分からなかったんだ

『振り子』

マコト

···何回もごめんね

ううん、嬉しかった

マコト

でも迷惑でしょ?

そんな事ないよ!

マコト

···········

マコト

えっと···

マコト

···どんな人がタイプ?

タイプか···
あんまり無いかな

こんな私の事を
好きになってくれる人
いないだろうから

マコト

いや、だから···

好きになってくれたら
それだけで嬉しいかな

マコト

付き合ってください

ごめんなさい

マコト

(どういう事···?)

マコト

···変な事聞くけどさ

マコト

僕のどこがダメかな?

そんな!マコト君は
ダメな所なんて無いよ

皆に優しいし
勉強だって出来るし

いつも
クラスの皆の人気者で

そんな人に好きだって
言ってもらえるなんて
私、本当に幸せで···

マコト

付き合ってください

ごめんなさい

マコト

(何だこいつ?)

マコト

えっと···

マコト

···じゃあ
そろそろ帰ろうかな

マコト

本日は
ありがとうございました

出来る限り自分の思いはぶつけた

結果は残念だったけど 自分の中で しっかりと諦めはついた

「前を見なくちゃ」と 自分に言い聞かせて僕は

教室を後にし───

ねぇ!

突然の彼女の呼び掛けが 教室を出ようとする 僕の足を止めた

マコト

ん、何?

あのさ···

もう諦めちゃうの?

マコト

···はい??

私の事
好きじゃないの?

マコト

いや、好きだけど···

マコト

振られたから···

そんなに簡単に
諦めちゃうの?

本気だと思ってたのに···
そんな中途半端な
気持ちだったんだ

マコト

中途半端なんかじゃ···!

だったら···!

マコト

付き合ってください

ごめんなさい

マコト

は???

マコト

もう放っといてよ、
諦めるから···

マコト君、
なんだか変わったね···

この前
サッカー部の試合に
マコト君出てたでしょ?

たまたま帰りに見かけて
少し試合見たんだけど

あの時の負けた試合···
点差も開いてチームの
他の皆はもう諦めてた

そんな中で最後まで
マコト君だけは一人で
大きな声出して走って

マコト

···········

あの諦めない姿勢が
とても素敵で輝いてて···

本当にカッコ良くて

気付いたら私は
マコト君の姿ばっかり
追いかけてた

マコト

付き合ってください

ごめんなさい

マコト

お前何なんだよ!?

マコト

目的を言えよ!!

私はマコト君に
諦めてほしくないの!

マコト

どうせ振られるんだし
仕方ないじゃん!

何で決めつけるの?

そんな事
やってみなくちゃ
分からないじゃん!

マコト

こっちはもう7回も
振られてんだよ!

7回失敗しても
8回目は成功するかも
しれないじゃん!

マコト

付き合ってください

ごめんなさい

マコト

もう良いわ!!

マコト

僕も僕で
何でこんな人の事
好きになったんだよ!

私の事
好きなんでしょ?

マコト

もう嫌いだわ!!

マコト

お前なんか嫌い!!

マコト

もうお前嫌い···

私は
マコト君が好きだよ?

マコト

嘘じゃん···

嘘じゃない

マコト

嘘じゃん!

嘘じゃない!!

マコト

付き合ってください

ごめんなさい

マコト

嘘じゃん!!!

私はマコト君に
諦めてほしくないの!

マコト

違うわ!!

マコト

お前はただ
振りたいだけだよ!!

最後まで諦めないで!

マコト

もう良いって!

マコト

振られる度に
傷付くんだって!

ほら、告白して?

マコト

もう良いって···

ほら!

つ···?つ···??

マコト

付き合ってください

ごめんなさい

マコト

ちょ···

マコト

誰か助けてーー!!!

この作品はいかがでしたか?

6,000

コメント

42

ユーザー

爆笑しながら恐怖を感じたのはじめてです←

ユーザー

俺、告られたら←コレ重要これやるわwwwww

ユーザー

これは可哀想すぎるwwwwwwwwwww

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