先生
じゃあ、今日からこちらの旅館の方にお世話になるからな。ちゃんと挨拶するんだぞ。
しずく
めっちゃ綺麗!!
〇〇
温泉とか露天風呂付きだって!
しずく
えぇ!マジで!?めっちゃ嬉しいんだけど
〇〇
良かったね
先生
各自それぞれ荷物置いたらゲレンデに集合して、写真撮影が終わったら班に別れて滑りに行ってもいいからな!
男子
よっしゃゃゃ!!
男子
超積もってんじゃん!
写真撮影を終え、永瀬くんと平野くんがいる所に向かった。
しずく
あ!いた
紫耀
やっほぉ〜!そこにシューズとか置いてあるから履いてきてね
しずく
分かった!
〇〇
(ここめっちゃ滑るんだけど…)
〇〇
おわっ!!!
廉
!!!!
しずく
え!〇〇大丈夫?
〇〇
いてて……何とか(^^;)
廉
チッ……どけよ
〇〇
ふぇ……?うわっっ!!
廉
重いんだよ……
〇〇
う…うるさいな…
廉
助けてやったんだからお礼ぐらい言えよ。
〇〇
…あ………ありがとう……
廉
チッ……マジでドンくせぇな…
〇〇
٩(๑`^´๑)۶ドンくさくって悪かったわね!
紫耀
まぁまぁ、〇〇ちゃんも許してあげて?
〇〇
(。・ˇ_ˇ・。)ムゥ…
しずく
ほら!早く滑りに行こ!
〇〇
うん!
しずく
キャャーー!!早い早い!!
紫耀
しずくちゃん凄いな笑
〇〇
なんであんなに滑れるの〜泣
廉
お前はドジだから滑るな。
〇〇
はぁ?来た意味ないじゃん
紫耀
廉もいいから、滑ろ
廉
……………
〇〇
しずく〜待ってよ!
しずく
早く早く!!
〇〇
!!
紫耀
え!廉めっちゃ上手いな
廉
こんなの普通にできるだろ。
紫耀
お前……
廉
あ?
紫耀
〇〇ちゃんのこと好きだろ?
廉
はぁぁぁ!?/////
紫耀
ほら、顔真っ赤(*´艸`*)
廉
チッ……ぶっ殺すぞ
紫耀
こっわぁ〜いΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
廉
…………/////
〇〇
だから〜しずく早いんだってば〜!!
しずく
〇〇が遅いんでしょうが〜
〇〇
いくらできるからって……ハァ…置いてかないでよ。
しずく
はいはい。もう〜〇〇は可愛いなぁ〜
〇〇
(。・ˇ_ˇ・。)ムゥ…
しずく
〇〇永瀬くんのこと好きでしょ?
〇〇
なんであんなやつなんかを好きになるのよ!
しずく
だって、最近永瀬くんの話ばっかりするから。
〇〇
(ヾノ´°ω°)ナイナイ
しずく
ほんとに〜(๑¬ᴗ¬๑)
〇〇
キモイキモイ笑
紫耀
あ!いた。しずくちゃん達
しずく
平野くん達どうしたの?
紫耀
あっちにリフトあるから乗りに行かない?
しずく
え〜!!行く行く
〇〇
え!私無理だよ
しずく
大丈夫だって!ちゃんと上で教えてあげるから。
〇〇
そういう問題じゃないのぉ〜!
私が拒否し続けるも、しずくに腕を引っ張られてリフトに連れてこられた。
〇〇
ほんとにやだよ……
廉
何ビビってんだよ。まさか、怖いのか?
〇〇
うっ………
〇〇
(もし、永瀬くんに弱いところ見せたら……)
〜妄想中〜
廉)マジで!?お前まだ滑れないの?ドンくせぇ〜笑
〇〇
(あ〜…絶対にやだぁ〜)
しずく
そうだ!せっかくなら永瀬くんに教えてもらいなよ!
〇〇
げっ………
紫耀
お!それいいねぇ〜
廉
なんだよ…げっ……て
〇〇
いやぁ〜なんでも……:( ;´꒳`;):
紫耀
じゃあ、俺としずくちゃんでリフト乗るから。
しずく
じゃあね〜
〇〇
え!ちょっ……
廉
チッ……マジであいつらウザイな…。
〇〇
(よりによってなんで……)
廉
ほら、モタモタしてないで早く行くぞ。
〇〇
あ…はい。
〇〇
何これ…私高いところ本当に苦手なんだけど……
廉
うるさいな…ほら、乗るぞ
〇〇
(なんだかんだ言って、一緒に乗ってくれるんだ…)
しずく
あ!〇〇〜
〇〇
しずく〜泣
しずく
笑笑 なんで泣いてんの
〇〇
色んな意味で怖いよぉ〜!
紫耀
廉良かったね笑
廉
チッ………
紫耀
笑笑
しずく
そういえば、平野くんってなんで永瀬くんと仲良いの?
紫耀
ああ、昔から幼稚園とか一緒でよく遊んでたんだ。
しずく
へぇ〜
紫耀
でもね、俺は一方的に話しかけるんだけど…廉に無視ばっかりされて少し悲しかったな笑
しずく
なんか想像出来る笑
紫耀
でしょ?ww
廉
あいつ何ニヤニヤしてんだよ……(ボソッ
〇〇
な……永瀬…………くん
廉
あぁ?なんだよ
〇〇
さ………寒くない?(←めっちゃ吹雪に当たってる)
廉
(←〇〇が盾になってるから寒くない)
廉
別に寒くねぇけど
〇〇
な……カタカタ……永瀬くん……カタカタ……暖かそう…カタカタ……だね…カタ:( ;´꒳`;):カタ
廉
ハァ………お前って本当にめんどくせぇな?ちゃんとマフラーぐらいしてこいよ
〇〇
だ……だって〜(;A;)
廉
これ………俺のだけど巻いとけよ。
〇〇
うぇ!?いいの?
廉
落とすなよ……大事なヤツなんだから……
〇〇
あ!!!!
廉
!?
アナウンス)想定外の吹雪のため、一時停止致します。
〇〇
永瀬くん……ごめん………
廉
…………
〇〇
(怒ってるよね………)
〇〇
ほんとにごめんね。……私、後で取りに行くから!
廉
いいって……あれぐらい。
〇〇
え……でも、この高さぐらいなら飛び降りて行けるし……
廉
いいから………余計なことすんなって
〇〇
本当にごめんなさい……
廉
だからいいって言ってんだろ!
〇〇
(ハァ……やらかしてしまった……)
廉
(チッ……注意した途端に落とすとか……)
〇〇
(あ……マフラーが……)
しずく
よいしょっと……
しずく
一時停止してびっくりしたけど、やっぱりリフトってわくわくするよね笑
紫耀
わかる!笑
しずく
〇〇達上手くいったかな?
紫耀
いったんじゃない?
廉
おい、もう着くぞ
〇〇
ボーッ
係の人
足元お気をつけくださいね。
しずく
え!ちょっ…〇〇!!何ぼーっとしてんの!
〇〇
…………ふぇ?
〇〇
痛っ!!
紫耀
〇〇ちゃん大丈夫?
〇〇
うん……いてて
廉
だから足元見ろっつったのに
〇〇
あはは……
しずく
ほら!早く滑ろ
紫耀
〇〇ちゃん達もおいで!
〇〇
だから私滑れないんだってば〜!
しずく
永瀬くんに教えてもらいな!
〇〇
えぇ〜
廉
不満か……
〇〇
いえいえ!とんでもないですぅぅ!!!Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)
廉
まず基本からだろ。足開いてブレーキかける練習。ほら、やってみろよ。
〇〇
わっ………わわわわ!!!
廉
前見ろってば!
〇〇
あ……ごめん…
廉
………………
〇〇
(永瀬くん元気ないな……やっぱりマフラーの事だよね…私のせいで永瀬くんの大事なマフラー落としちゃったんだから。拾いに行かなくっちゃ…)
先生
平野達〜そろそろ宿集合だぞ〜
しずく
あ、は〜い!
紫耀
廉達行こ!
廉
おう。………………
紫耀
あれ?〇〇ちゃんは?
しずく
トイレじゃないの?
紫耀
じゃあ先に宿戻ってるかな?見に行ってみよっか。
しずく
うん!
廉
(え……俺が今基礎からあいつに滑り方教えてて……なかなか滑れなくって……それで俺考え事してて……)
廉
!?!?!?!?!?
廉
(待てよ…そんな秒であいつ移動できるか?)
紫耀
廉どうした?
廉
………俺のせいだ
紫耀
は?何が
その瞬間、永瀬くんは何かを思い出したのかある所に向かって走り出した。
しずく
え?何?どうしたの?
紫耀
わかんない………でも、たぶん〇〇ちゃんが迷子になってるってことはわかる。
しずく
え!嘘……
紫耀
だいぶ吹雪強くなってきたな…
しずく
えぇ…〇〇大丈夫かな?
紫耀
廉がついてるから、きっと大丈夫。一旦先生達に伝えに行こ。
しずく
うん。……………