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お父様は、私にいつもこう言い聞かせている
「外の世界は危険だ。でもここにいれば安全だ。」と……
それを言うのは、私が外に行きたいとお父様にお願いをする度に、いつもいつも言っていた
それでも……私は外に出たい……
少しだけでもいい……少しだけ外の世界を見てみたい…… そう何度か願うようになった。
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この光景もこれで何回目だろうか……交代でやってきてるのに、私の前に来てすることは毎度毎度こればかり。
確かに、そうでもしなきゃ血なんて飲みたくても飲めないから、そうしなきゃいけないのは知ってる……
けど……私の望みは……
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北アイルランドさんが言っていたことに、どうも腑に落ちない感じがして、本来はそのまま眠れたのに、その日だけは何故か眠れなかった
それから何時間が経ったんだろうか……先程まで静寂だった扉からドンドンという音が響き渡り、誰か我その扉を開けた
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そう私に強く言い聞かせ、強く手を引っ張ってあの狭い狭い「鳥かご」から解放された……
外に出てみると、風が自身の肌にそっと触れ、冷たさを知らせたかと思いきや、上からドラゴンとなって現れたウェールズさんが私たちの前まで来た
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お父様がお怒りになる時の恐怖は、私達一族は誰も知っている。それなのに、もしこの行動がバレてしまえば……と不安で不安で仕方なかった
なのに……なのに……そんな私を他所に、北アイルランドさんは、またあの時引っ張って行ったように、私の手を掴みウェールズさんの背中に乗って、そのままそれへと向かった
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そこから何を感じたんだろうか……頬から涙か雨粒が垂れ落ちてくる感覚がして、不思議な気持ちになりながら、夜空を飛び回った……
北アイルランドさんが、私に星空の美しさや星座の話をしてくれていたようだったが、私には全く聞こえず……私は1人暗闇の世界にいるような感覚になった
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そう言った瞬間、雲の間から血のように赤い満月が顔を出し、まるで私たちを見つめ不気味に微笑むような感じがして、本能のままそのまま塞がりこんだ
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