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⚠ATTENTION⚠
・BL ・フライギフラどちらでも〇 ・センシティブなし ・なんでも許せる方向け
⚠️戦争賛美、政治的な意図、政治思想、思想的な主張は決してございませんのでご了承ください ⚠️史実とは一切関係ありません ⚠️史実ネタでもございません ⚠️すべて、私の妄想です
では、どうぞ⬇
フランス
フランスは腕を組み、キャンバスを眺めた。
イギリスは無言で立っている。
描いたのは、簡単な静物。 果物と瓶。 影のつき方まで計算したつもりだった。
だが――
フランス
イギリス
フランス
さらりと言われ、イギリスの眉がわずかに動く。
フランス
フランスは少し首を傾げる。
フランス
その一言が、胸に刺さった。
イギリス
フランス
イギリスはキャンバスを見る。
確かに、間違いはない。 だが、心を揺らす何かもない。
イギリス
ぽつりと零れた声は、思ったよりも小さかった。
フランスは目を瞬かせる。
フランス
イギリス
筆を握る手に、力が入る。
イギリス
言葉が詰まる。
イギリス
沈黙が落ちる。 やがてフランスは、ふっと息を吐いた。
フランス
イギリス
フランス
イギリスは戸惑う。
イギリス
フランス
穏やかな声だった。 フランスは上着を羽織りながら振り返る。
フランス
しばらく迷った後、イギリスは筆を置いた。
イギリス
並んで歩く街路。
風が、木々を揺らす。 人々の話し声。 光の揺らぎ。
フランス
唐突に問われる。
イギリス
フランス
イギリス
フランス
イギリスは言葉を止める。
改めて、視線を上げた。
窓辺で笑う親子。 足早に通り過ぎる青年。 夕陽に染まる石畳。
イギリス
フランスが微笑む。
フランス
その横顔に、夕陽が差す。 なぜか…その光景が強く目に焼き付いた。
フランス
イギリス
フランス
フランスは立ち止まり、イギリスを見る。
フランス
静かな声。
フランス
フランス
フランス
その言葉が、胸の奥に静かに落ちる。
夕陽を受けたフランスの横顔が、柔らかく光る。
何気ない仕草のひとつひとつが、やけに鮮明だった。
イギリス
視線を逸らすべきなのに、逸らせない。
胸の奥が、ほんのわずかに熱を帯びる。
イギリス
声が、少しだけ掠れた。 フランスは満足そうに笑う。
フランス
夕暮れの街を歩きながら、 イギリスは初めて、『見る』ということを意識した。
それは風景だけではない。
隣を歩く男のことも。
まだ、形にはならない。
だが……何かが、ほんの少しだけ、動き始めていた。
𝑡𝑜 𝑏𝑒 𝑐𝑜𝑛𝑡𝑖𝑛𝑢𝑒𝑑