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俺は隼人

売れない作家だ

隼人

(はぁ)

隼人

(いいアイデア思い浮かばないかなぁ)

ベランダの窓を開けながら 物語の構成を考えていた

隼人

(眠いなぁ)

隼人

(もう寝ようかなぁ)

そう思っている時だった

???

ギァァァァア

尋常じゃないほどの悲鳴が 聞こえたのだ

隼人

なんだ!?

眠気も覚めた

そして俺は 隣の部屋に住んでる石山という男の部屋に直行した

隼人

大丈夫ですか!?

隼人

石山さん!?

俺は何回もノックした

ドンドンドン

ドンドンドン

俺は5分ほどドアを叩いた

だが、 石山の返事はない

隼人

(警察を呼ぼう...!)

そして俺は 警察を呼んだのだ

警察官

どうかされたんですか!?

隼人

隣の部屋で悲鳴がしたんです!

隼人

もしかしたら誰かに襲われたのかも

警察官

わかりました

警察官

石山さん!石山さん!開けてください!

するとさっきまで無反応だった石山が 何事もなかったかのように 外へ出てきたのだ

石山(隣人)

何かあったんですか?

警察官

貴方の部屋から悲鳴が聞こえたとの通報がありまして...

石山(隣人)

とんでもない言いがかりだ

警察官

ですがねぇ

警察官

本当に聞こえたんですよね?

隼人

はい!

隼人

この耳でハッキリと聞きました

隼人

しかも女性の声でした

石山(隣人)

フン!

石山(隣人)

なら私の部屋を調べてみろ

石山(隣人)

何も出てこなかったら嘘になる

10分後

警察官

何も出てきませんでした

隼人

そんなはずは...!

石山(隣人)

ほらな?

石山(隣人)

言いがかりだ

石山(隣人)

帰ってくれ!

隼人

確かに聞いたんだ!

隼人

そうだ!

隼人

ここはマンションだ!

隼人

誰か悲鳴を聞いてるはず...

警察官

私の部下がマンションの住人に聞き込みをしましたが、誰もその時このマンションに居なかったようでして...

隼人

そんなバカな...

警察官

まぁ、人にも間違いが一つや二つあっていいじゃないですか

警察官

また何かありましたらすぐ来ますので

隼人

そんな...

警官たちは帰ってしまった

俺はあれが幻覚だったのではないかと思い始めた

隼人

(いや...!)

隼人

(そんなはずはない!)

隼人

(絶対に聞いたんだ)

隼人

(必ず真相を確かめてやる!)

俺は 石山が外へ出掛けるのを見計らって ベランダから石山の部屋に侵入した

このマンションにあるベランダは 隣の部屋から頑張れば 簡単に侵入できるのだ

隼人

探してやる!証拠を

俺は夢中で証拠を探した

隼人

(全然見つからねぇ)

隼人

(クソ!)

悔しがっている時だった

石山(隣人)

なんだ!お前は!

帰ってきた石山に 見つかってしまったのだ

当然俺は捕まった

そして家宅捜索もされた

警察官

どういう事なんだ!

隼人

知りませんって

俺の部屋から 女性の遺体が発見されたのだ

勿論 俺には身の覚えもない

隼人

全てアイツだ

隼人

アイツのしわざなんだ

俺は石山にはめられたのだと悟った

何故かって?

石山は 俺と同じ方法で 部屋に侵入したんだ

多分

ベランダを使ってね...

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