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黒瀬 魔幽(くろせ まゆ)

……どうも

黒瀬 魔幽(くろせ まゆ)

黒瀬 魔幽(くろせ まゆ)

案内人の黒瀬 魔幽です……

黒瀬 魔幽(くろせ まゆ)

今回も都市伝説の話です……

夏鈴《かりん》

ふわぁ~……

夏鈴《かりん》

部活、長引いちゃったな~

夏鈴《かりん》

夏鈴《かりん》

(早く帰らないと……人通り少ないし)

テケ……テケ………

夏鈴《かりん》

ん?

夏鈴《かりん》

あれ?誰もいない……

夏鈴《かりん》

おっかしいな~、なんか、音がしたような気がしたんだけど

夏鈴《かりん》

気のせいかな?

夏鈴《かりん》

早くか~えろっと

テケテケ……テケ……

夏鈴《かりん》

え?

夏鈴《かりん》

また?なんなの?まったく

テケテケテケ……

夏鈴《かりん》

また……

夏鈴《かりん》

さっきからなんなの?

夏鈴《かりん》

………あ

夏鈴《かりん》

そういえば……

夏鈴《かりん》

3日前、紗莉からこんな話を聞いたような……?

3日前の放課後

夏鈴《かりん》

紗莉~、一緒に帰ろ

紗莉《さり》

あ、夏鈴!

紗莉《さり》

紗莉《さり》

うん!いいよ、帰ろ~

紗莉《さり》

ねぇねぇ、夏鈴

紗莉《さり》

夏鈴はテケテケって知ってる?

夏鈴《かりん》

え?知ってるよ、テケテケくらい

紗莉《さり》

だよねー笑

紗莉《さり》

じゃあ、なんで、テケテケがテケテケになったかは知ってる?

夏鈴《かりん》

え、なにそれ、知らない

紗莉《さり》

夏鈴、都市伝説とか信じないもんねー

夏鈴《かりん》

だってホントか分かんないじゃん

夏鈴《かりん》

でも、どうせそれも嘘なんでしょ?

紗莉《さり》

いや、それがこの話はホントなんだよ

夏鈴《かりん》

嘘だ〜

紗莉《さり》

……聞く?

夏鈴《かりん》

え、うん

夏鈴《かりん》

どうせ嘘だし

紗莉《さり》

後で後悔しても知らないからね?

夏鈴《かりん》

はいはい、どうぞ~

紗莉《さり》

紗莉《さり》

極寒の冬、北海道のとある踏切で女の子が電車にはねられたの

紗莉《さり》

その女の子はね、電車に轢かれて上半身と下半身が別れちゃったんだけど

紗莉《さり》

その日はホントに寒くてね、血管が凍って血が止まってすぐには死ねなかったの

夏鈴《かりん》

………それで?

紗莉《さり》

それで、女の子は死ぬ瞬間まで自分の下半身を探したんだって

紗莉《さり》

紗莉《さり》

上半身に残された腕を使って

夏鈴《かりん》

うわ……

夏鈴《かりん》

可哀想……

紗莉《さり》

で、この話には続きがあってね

夏鈴《かりん》

夏鈴《かりん》

え?

紗莉《さり》

この話を聞いてしまった人のところに

紗莉《さり》

3日以内にテケテケが現れるんだって

夏鈴《かりん》

う………

紗莉《さり》

どう?怖い?

夏鈴《かりん》

い、いや、別に

夏鈴《かりん》

ホントなら怖いけど

紗莉《さり》

ふーん……

夏鈴《かりん》

そういえばさ、なんでテケテケって女の人を襲うんだっけ?

紗莉《さり》

え、だって

紗莉《さり》

男の人の下半身じゃ嫌じゃない?

夏鈴《かりん》

まあ、確かに……

夏鈴《かりん》

ってそうじゃなくて……

夏鈴《かりん》

なんで沢山の人を襲うのかってこと

紗莉《さり》

あー、それね

紗莉《さり》

なんかー、他の人の下半身だとテケテケの上半身に合わないらしくて、すぐに腐っちゃうんだって

紗莉《さり》

だから、どんどん新しい下半身が必要なんだって

夏鈴《かりん》

そ、そうなんだ……

紗莉《さり》

夏鈴~、もしテケテケが現れたら全力で逃げてね~

夏鈴《かりん》

ん?あれ?それだと変じゃない?

紗莉《さり》

え、何が?

夏鈴《かりん》

紗莉もその話を知ってるってことは誰かから聞いたってことでしょ?

夏鈴《かりん》

なんで紗莉はなんともないの?

紗莉《さり》

だって、私はホラーサイトで見たんだも~ん

紗莉《さり》

聞いてないから平気なの!

夏鈴《かりん》

うわぁー、酷~い

夏鈴《かりん》

友達を実験に使って!笑

紗莉《さり》

えへへ、ごめんって~

紗莉《さり》

もし、ちゃんと夏鈴がテケテケから逃げられたら、ケーキバイキング奢ってあげるよ

夏鈴《かりん》

ホント?絶対?

紗莉《さり》

うんうん、約束する!

夏鈴《かりん》

……まあ、それならいいかな……?

紗莉《さり》

あ、私、ここだから

紗莉《さり》

じゃあね~っ!

夏鈴《かりん》

あ、うん、じゃね~

夏鈴《かりん》

(ま、まさか、ホントに……)

夏鈴《かりん》

(テケテケが……?)

夏鈴《かりん》

(そ、そんな訳……っ!)

夏鈴《かりん》

(テケテケなんて存在しないっ!)

……テケテケテケテケ

夏鈴《かりん》

ゾクッ……

夏鈴《かりん》

(でも、ずっと音が聞こえてる……)

夏鈴《かりん》

(テケテケ……って)

テケテケテケテケテケ……

夏鈴《かりん》

(い、嫌っ!)

夏鈴《かりん》

(はあ……はあ……はあ……)

……テケテケテケテケテケテケ……

夏鈴《かりん》

(なんで?走っても、ついてくる……!)

夏鈴《かりん》

(……あ)

夏鈴《かりん》

(そういえばテケテケから逃れるには『テケテケ』って13回噛まずに言えればいいって……)

夏鈴《かりん》

(もし、間違った場合どうなるか分かんないけど……)

テケテケテケテケテケテケテケ……

夏鈴《かりん》

(あと少しで捕まっちゃいそう!)

夏鈴《かりん》

(何もせずに捕まって殺されるくらいなら……!)

夏鈴《かりん》

(大丈夫!私、早口言葉は得意だし!)

夏鈴《かりん》

……て、

夏鈴《かりん》

テケテケテケテケテケテケテケテケ

……テケテケテケテケテケテケテケテケ

夏鈴《かりん》

(これで8回!あと5回!)

夏鈴《かりん》

テケテケテケテケテケ!

夏鈴《かりん》

(言えた!)

夏鈴《かりん》

はあ……はあ……はあ……

夏鈴《かりん》

(もう、音は聞こえなくなった……)

夏鈴《かりん》

助かった……

夏鈴《かりん》

よかったぁ……

夏鈴《かりん》

(テケテケ……諦めてくれた……)

夏鈴《かりん》

そうだ!助かったことを紗莉に連絡しよ!

ピポパポ

♪~

夏鈴《かりん》

夏鈴《かりん》

……え?

夏鈴《かりん》

なんで、後ろから紗莉のスマホの着信音が……

紗莉《さり》

紗莉《さり》

あーあ

紗莉《さり》

なんで気づいちゃうかなー

夏鈴《かりん》

……さ、紗莉?

夏鈴《かりん》

なんで……

紗莉《さり》

テケテケから逃げちゃうアンタが悪いのよ

紗莉《さり》

テケテケを利用してアンタのこと、殺そうと思ってたのに

夏鈴《かりん》

さ、紗莉?

夏鈴《かりん》

ど、どうして……?

紗莉《さり》

アンタさぁ、ムカつくんだよ、いっつもヘラヘラして

紗莉《さり》

私の彼氏から『夏鈴のことが好きだから別れて欲しい』って言われてさー

紗莉《さり》

だから、アンタさえ居なきゃ私は幸せになれんの

紗莉《さり》

ねぇ……死んで?

夏鈴《かりん》

や、嫌ァァァァァァァァァ!……………

紗莉《さり》

知らなかったのかな?

紗莉《さり》

知ってたよね?

紗莉《さり》

『テケテケ』って13回言えたとしても、

紗莉《さり》

それで逃げられるのはテケテケからだけ

紗莉《さり》

アンタに殺意を持ってる人間からは逃げられっこないんだよ?

この作品はいかがでしたか?

120

コメント

4

ユーザー

女って怖ー!!

ユーザー

怖いの好きだから〜

ユーザー

てるちゃん、毎回見に来てくれて(✿>ω<✿)アリガトォ~♥

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