静かな廊下…まるで、廊下だけは別世界のよう…
朝は兵隊たちが忙しそうに歩いていたのに、今はその忙がしさもない
ライカ
その代わりに外から笑い声がする
ふと外を見てみると、この前会議室にいた幹部たちが騒いでいる
互いに戦い合ったり武器を使っている
まだ…朝からやっているのか…
ライカ
いろいろな景色が見える廊下を歩いているとドタドタと急いでいるような足音が聞こえた
タッタッタッタ
近づいてきた足音誰なのかと見るとどうやら兵隊だ
顔は青ざめていてかなり急いでいる、私が歩いていても気づいていないのか無視するようにただ、走っていく
なにかの報告だろうか…誰か怪我したのだろうか…
怪我は天使にとっては直ぐに治せるからいいが、他の種族にとっては一大事だ
ポーション(薬)を使っても治せないものがある
だから、天使が必要でもあるのだ
ただ、誰かが怪我したのでもなさそうだ、そして、ただの報告でもなさそうだ…
なぜか、胸騒ぎがした、天使は誰よりも"感"が発達している
だからよく感は当たるのだ
ライカ
そう思い私はドアを開けて部屋に入った
バタン
グルッペン・フューラー
兵隊
グルッペン・フューラー
トントン
トントン
ロボロ
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