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スミイ・スノー
スミイ・スノー
スミイ・スノー
タッ
だれ!?私じゃない!
あ、鏡!
スミイ・スノー
初めまして皆様、私、恵理乃美香子(えりの みかこ) は只今大好きだった漫画の主人公に憑依しています
この見た目は絶対にそうよね…
朱色の外はねロングに白のワンピ(パジャマ)
裸足ではあるけど…ナイスバディに
キリッとした顔
まず漫画の説明をしましょうか
漫画の主人公は悪役令嬢 彼女の過去は悲惨なものでありその残酷さから彼女は 周りを愛して妬んだ。 愛すると同時に羨ましくて苦しかったが彼女は泣かなかった。 彼女は読者から強く優しい令嬢として扱われるが 漫画中の男達はヒロインについていき、令嬢には見向きもしない 美しい姿を持つ令嬢よりも可愛らしいヒロインを選ぶ 令嬢はモテることにこだわりなどないので 気にしないが読者は腹が立つばかりだった
そんな中とある男が声をかけた 令嬢が振り向けば男はその美しさに一目惚れをする そして、だんだんと男は令嬢の心を解していき 最終的にはお互いを愛すようになる 身分を隠していた男は付き合う前に身分を明かした …皇太子だった。令嬢は驚くが直ぐに冷静になり 一礼したあと一言「誰であれ、態度は変えないわ」 その一言で読者の心も男の心も鷲掴みにし 2人は愛でたく結婚をし、子供を産んだ
後に2人の話は2人の子供へと語られ その子の子供、またその子の子供へと語り継がれる 一方ヒロインは性悪さがバレることなく ハーレムを作り上げた 読者の私からしてもかなり腹の立つ女だ
話を戻しますね
私、実際にその令嬢になっちゃったのよね?
スミイ・スノー
彼女の苗字はスノー、雪だ
スノー家には青白い髪、白い目などが引き継がれる しかし令嬢はスノー家とは違う色を受け継いだ その為家ではゴミのような扱いは当然だった
確かここは最初の話よね
そうと決まったらやるべき事はただ1つ
無事にハッピーエンドを迎える
それと、ヒロインを突き落とすこと
あとは、家に認められること
スミイ・スノー
いや、この人たちに本当に認められるの?
この人たちは私が何をしようと認めないわ
なら、髪色を変えましょう
後に語られる話だが令嬢は髪を染めていた
実際には魔法で変えられたのだ
まだ赤子の時産まれた瞬間に令嬢はとてつもない魔力を 持っていることが判明した
そしてそれをウザがった家族は父親の命令の元 母親が令嬢を除外する理由を作るため髪色を変えに来るのだ そのため髪を解く時はいつも必ず母親がやる
はぁ、…
魔法に名前は無い
ほかの漫画などは魔法に名前があるが この漫画は名前が無いのだ
だから本人の魔力とイメージによって創り出されるものに 本人が名前を付けるしかない
既存の形がないため魔法の範囲が広いのが この漫画だった
とりあえず
スミイ・スノー
スゥゥゥ
魔法が解け現れたのは真っ白な髪 朱色の目も青色へと変化した
そしてこれが本来の彼女の姿
やっぱり、こっちの方が美しいわね
コンコン
サラ
この声はサラね
サラというのは唯一この家で令嬢の味方だった人物 令嬢の専属次女であり、後に令嬢の家族となる
スミイ・スノー
サラ
サラが目を見開いて固まっている
どうしたの?
スミイ・スノー
サラ
あぁ、そっか 変えたんだっけ?
スミイ・スノー
サラ
スミイ・スノー
もしお怒りになったらぶっ潰すのみよ
スミイ・スノー
サラ
スミイ・スノー
そうだった
今日から学園での寮生活がスタートするのよね
スミイ・スノー
サラ
スミイ・スノー
サラ
スミイ・スノー
スミイ・スノー
サラ
キーン
スミイ・スノー
サラ
サラ
スミイ・スノー
サラ
スミイ・スノー
サラ
反応がかなり初々しくて可愛いわ
確かこの時はまだサラが就任して2年よね
スミイ・スノー
サラ
スミイ・スノー
スミイ・スノー
サラ
サラ
バタ
やっぱりサラは味方のようね
いつまでも律儀ね
私も支度をするとしましょうか
スミイ・スノー
とりあえず髪の毛がうっとしいわ
切っちゃいましょ
ジャキン
パサ、ばさ
うん、可愛い
髪の毛はボブくらいかしら
外ハネがより可愛いわね
じゃ、掃除して、着替えましょうか
ー掃除中ー
よし、終わりね
制服はー
スミイ・スノー
白というのは令嬢の髪色や目の色に対する 色として本編では扱われていた ただ後に番外編として令嬢の潔白さを表す色として ドレスなどに使われているのが明らかになった
スミイ・スノー
ー着替え中ー
スミイ・スノー
スカートは膝上くらい 中のブラウスは黒で胸元には学園の刺繍 スカーフとブレザー、スカートは綺麗な白 それぞれには家紋が刺繍されている カバンをもっと1層学生感がます
こうみると本当に真っ白ね
中のブラウスが黒くなかったら
とんでもなく真っ白だったわね
コンコン
サラ
スミイ・スノー
ガチャ
サラ
サラ
スミイ・スノー
スミイ・スノー
スミイ・スノー
サラ
スミイ・スノー
シャロン・スノー
驚いてるわね
令嬢の父親ことシャロン・スノー 彼は魔力こそ乏しいものの頭の良さから成り上がった人物
シャロン・スノー
シャロン・スノー
スミイ・スノー
スミイ・スノー
シャロン・スノー
スミイ・スノー
シャロン・スノー
スミイ・スノー
スミイ・スノー
スミイ・スノー
イザベラ・スノー
怒ったかしら
イザベラ・スノー 令嬢の母親であり、この国で1番の魔力を持つ者 ただ…それは前までの話 私の魔力は彼女を上回っている
私のことを隠しているから皆はまだ彼女の方が優れているとでも思っているけど
スミイ・スノー
スミイ・スノー
イザベラ・スノー
ダン!
彼女はかなりの短気 挑発にすぐ乗る人
イザベラ・スノー
スミイ・スノー
こうやって直ぐに怒鳴る
本当にこういうところが読者から嫌われてたわね
スミイ・スノー
イザベラ・スノー
こっこっ
あんなものは無視よ無視
サラ
スミイ・スノー
サラ
シャロン・スノー
イザベラ・スノー
シャロン・スノー
イザベラ・スノー
後悔?笑わせないで
そんなものしないわ
私は、原作の令嬢よりも完璧になってみせる
令嬢は自分の才能に気づいていなかった 彼女は戦闘に長けている それは実技はもちろん、筆記などでも才能が開花する
誰よりも優秀な成績を収めた令嬢は そこからヒロインに憎まれるようになる
本当に皮肉な話ね
スミイ・スノー
サラ
スミイ・スノー
サラ
ぎいい
さぁ、ここから私の独壇場の始まりよ…