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優しき者、この祠に触れよ
Mr.ブラック
Mr.銀さん
Mr.銀さん
すまない先生
Mr.レッド
何人かに褒められ、銀さんは少し照れながらもすぐさま凛々しい顔になった
Mr.銀さん
Mr.ブルー
Mr.バナナ
Mr.マネー
Mr.銀さん
皆に勇気をもらい、祠に触れることを決意した銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
銀さんは少しひび割れた祠に触れる
ｼｭﾝｯ
目で追えない位の速さで銀さんは祠の中に吸い込まれていった
全員
すまない先生
Mr.ブラック
Mr.赤ちゃん
その場に残っている銀さん以外の皆はただただ祈ることしかできなかった
Mr.銀さん
祠に触れ、一瞬視界が真っ白になったかと思えば直ぐに視界が開け、森の奥だった場所が花畑と化した
Mr.銀さん
Mr.銀さん
まだここがどんな所か分からず花畑らしき所を散策する
？？
Mr.銀さん
突然、後から声がしたので振り返ると銀色の髪をした青年が立っていた
？？
土地神
Mr.銀さん
土地神
土地神
土地神、と名乗るものは銀さんをじっと見つめる
Mr.銀さん
Mr.銀さん
少々言葉に違和感を覚えながらも銀さんは言葉を放った
Mr.銀さん
銀さんは土地神の頭から足の先を見下ろしながら言った
土地神
土地神はイマイチピンときてない様子
Mr.銀さん
Mr.銀さん
土地神
土地神
さっきの事を全てスルーするかのように土地神は銀さんに問いかける
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
土地神
挨拶も程々に、土地神は銀さんにある事を言う
土地神
Mr.銀さん
Mr.銀さん
土地神
土地神
土地神は声をワントーン上げる
土地神
土地神
土地神
Mr.銀さん
土地神
土地神は親指をグッと立て満面の笑みで答えた
土地神
Mr.銀さん
土地神
土地神
困っている人、苦しんでいる人を助けること
土地神
Mr.銀さん
予想していた試練とは斜め上の試練内容だった為銀さんは少し動揺した
Mr.銀さん
土地神
土地神
土地神
Mr.銀さん
1人も合格していない、という言葉が脳内で繰り返され銀さんの額には汗が滲んでいる
土地神
土地神
土地神
土地神の指示に従い、銀さんは土地神と共に試練場所へ向かった
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
銀さんがそう思うのは無理もない
さっきは足を挫いた小学生を保健室に送り届けていた
今までの試練も、交番にお財布を届けたり風邪を引いている人の看病をしたり、道に迷っている人を助けたりなどごく普通の人助けをしていたのだから
土地神
土地神
せっせと人助けをしている内にもう最後の試練までたどり着いてしまった
Mr.銀さん
土地神
Mr.銀さん
Mr.銀さん
土地神
土地神は胸をドンッと叩く
土地神
Mr.銀さん
土地神
Mr.銀さん
土地神
Mr.銀さん
そう銀さんが言うと、さっきまでの明るい表情は何処へいったのだろう
土地神は表情を曇らせてからこう呟いた
土地神
土地神
パチンッと土地神は指を鳴らした
Mr.銀さん
銀さんは何処からか発生した暗闇に包まれた
Mr.銀さん
Mr.銀さん
ふと奥を見ると、何だかそこだけ少し明るくて人の声がする
Mr.銀さん
銀さんはゆっくりと闇の中を突き進んだ
Mr.銀さん
銀さんは目を疑った
少し明るいところに居たのは子供の頃の銀さんといじめっ子だったのだから
いじめっ子
子供の頃の銀さん
いじめっ子
子供の頃の銀さん
Mr.銀さん
銀さんはその場にしゃがみ込んだ
思い出したくもない過去
親と離れ、いじめっ子にいじめられていた時の過去
思い返すと体が小刻みに震える
Mr.銀さん
土地神
突然、何処からか土地神が現れた
Mr.銀さん
土地神
そう言ってフッと土地神は闇に消えていった
Mr.銀さん
いじめっ子と子供銀さんに目を向ける
いじめっ子
いじめっ子
子供の頃の銀さん
いじめっ子
Mr.銀さん
余りの酷さに目を背けたくなる
当然だろう、土地神は一番嫌な過去を見せているのだから
いじめっ子
Mr.銀さん
心ない言葉に打ちひしがれて銀さんは過去に飲み込まれそうになる
土地神
土地神は銀さんが黒い闇に飲み込まれそうになっている様子を見ながらそう呟いた
土地神
土地神
Mr.銀さん
ポタポタと涙が溢れる
胸が締め付けられるように痛くて、息も思うようにできない
Mr.銀さん
もうこのままこの闇に留まろうかと思っていると、ふと頭の中にある記憶が蘇った
「銀さんは本当に優しいよね」 「その優しさがあれば、どんなに苦しんでいる人だって癒してあげれるよ」
Mr.銀さん
そう、すまない先生がふとした時に銀さんに向けて放った言葉だった
Mr.銀さん
すまない先生の言葉で、銀さんの心にある変化が起こった
Mr.銀さん
Mr.銀さん
手で溢れた涙を拭い、少し先でうずくまっている子供の頃の銀さんの方へと向かった
いじめっ子
いじめっ子
Mr.銀さん
Mr.銀さん
いじめっ子
Mr.銀さん
Mr.銀さん
いじめっ子
そう言っていじめっ子は闇の中へと消えていった
Mr.銀さん
子供の頃の銀さん
Mr.銀さん
子供の頃の銀さん
子供の頃の銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
子供の頃の銀さん
Mr.銀さん
子供の頃の銀さん
子供の頃の銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
子供の頃の銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
子供の頃の銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
子供の頃の銀さん
子供の頃の銀さん
子供の頃の銀さん
Mr.銀さん
銀さんの言葉が小さい銀さんの心を動かしたのか、先程までの辛そうな表情ではなく明るい無邪気な表情に小さい銀さんはなっていた
子供の頃の銀さん
Mr.銀さん
小さい銀さんは闇の中へと消えていった
ｽｩｰｯ
Mr.銀さん
小さい銀さんが居なくなると暗い闇が徐々に明るくなっていった
Mr.銀さん
Mr.銀さん
目を開けるとそこはさっきの暗闇とは真反対の明るいところに来ていた
土地神
土地神
Mr.銀さん
Mr.銀さん
土地神
Mr.銀さん
土地神
土地神
Mr.銀さん
Mr.銀さん
土地神
土地神
土地神の手には銀色のハートの形をした宝石が握られていた
Mr.銀さん
それをそっと受け取り首に掛ける
土地神
Mr.銀さん
土地神は心底嬉しそうな表情をした後、「それと、」と付け加える
Mr.銀さん
土地神
Mr.銀さん
土地神
土地神
Mr.銀さん
Mr.銀さん
土地神
土地神
土地神
Mr.銀さん
土地神
土地神
Mr.銀さん
土地神
土地神
Mr.銀さん
ｼｭﾝｯ
土地神
ｼｭﾝｯ
Mr.赤ちゃん
全員
すまない先生
Mr.レッド
Mr.銀さん
銀さんは首にかかっている宝石を皆に見せた
Mr.ブラック
Mr.銀さん
Mr.ブルー
Mr.バナナ
Mr.銀さん
皆は口々に銀さんを褒めている
すまない先生
全員
再び8人は次の祠へと向かうのであった
世界の何処かで子供が1人、道端で転んだ
コメント
2件
銀さんやったね！宝石ゲットだー！！土地神…銀さんに似てたな…これからに何か関係するのかな…？ 過去……過去の自分を救う…難しい事を押しかけてきたな土地神…でも銀さんはクリア出来たね！過去を…包み込めた？自分の中で乗り越えて行ってるって事なのかな？ 次の祠はどこだろう？そして…誰に合った祠なんだろう？
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