月華
月華
頭に浮かんでくる言葉は
私を締め付けるのにちょうどよく
会いたい人しか出てきてくれない
孤独を痛感せざるを得ない
月華
「わたくしの可愛い子供をよろしくね」
なんて、残酷な言葉で去らないで下さい
貴女が司っていた花はスノードロップ
花言葉は
「あなたの死を望みます」
女王の声と重なり聞こえてくる感覚がした
女王様にお仕えしていたかこそ分かるのだ
彼女がなぜ消えたのか
どうして消えなければならなかったのか
花言葉を誰に向けて放ったのか
月華はその全てを知っていた
月華
月華
響き渡る自分の声
嫌になって耳を塞ぎたくなる感覚
それら全てが彼女を
月華を彩る全てだった
かつての声は響き渡り
自分を殺しにきている
自分の憂鬱さに気がついて
窓の外を見上げると異様に明るいことに気がつく
月華
月華
気がつけば治るのが早かった
月華は歩き出した
月華
月華
月華
新たに仕える主が
花言葉を知りませんように
そう願って
しっかり立って歩くのだ
もし……
不葉
銀木犀
銀木犀
不葉
銀木犀
不葉
銀木犀
不葉
銀木犀
不葉
不葉
銀木犀
銀木犀
銀木犀
銀木犀
銀木犀
不葉
銀木犀
不葉
銀木犀
銀木犀
銀木犀
不葉
銀木犀
銀木犀
銀木犀
不葉
不葉
銀木犀
不葉
銀木犀
銀木犀
不葉
銀木犀
銀木犀
銀木犀
銀木犀
不葉
銀木犀
銀木犀
銀木犀
不葉
銀木犀
銀木犀
不葉
銀木犀
不葉
不葉
不葉
不葉
銀木犀
銀木犀
メイド
メイド
メイド
銀木犀
メイド
銀木犀
銀木犀
メイド
銀木犀
メイド
メイド
メイド
銀木犀
メイド
メイド
銀木犀
銀木犀
銀木犀
メイド
メイド
メイド
銀木犀
銀木犀
メイド
メイド
メイド
メイド
メイド
月華
月華
月華
メイド
メイド
月華
月華
メイド
メイド
メイド
メイド
メイド
月華
メイド
メイド
メイド
メイド
メイド
月華
月華
月華
メイド
メイド
メイド
メイド
メイド
メイド
月華
月華
メイド
月華
月華
月華
月華
不葉
不葉
月華
月華
不葉
不葉
不葉
月華
月華
不葉
扉が開き、不葉様がひょこと顔を出す
不葉
月華
不葉
扉を開け、全身を見せてくれる不葉様
神祖様のおかげで話すことに成功した
不葉
不葉
不葉
月華
月華
月華
月華
不葉
不葉
にこっと可愛らしい笑顔でこちらを見てくれる不葉様
もし……
先代女王様が自分に唱え続けた花言葉通りの運命を進まれたのなら
私は
月華
第7話・いつだって
コメント
3件
おお!!今回は月華さんがメインのお話だ!! 月華さんは先代女王の近くで仕えていたからこそ先代女王が消えた理由を知ってるんだよね……辛い…… 不葉さんへのプレゼント……!?しかも銀木犀さんもめちゃくちゃ張り切ってるし……🤭🤭 え、待って…他にも怪しい人がいるの……?もしかしてメイド長である月華さん以外のメイドさんは皆不葉さんの敵……?だとしたら不葉さんが外の世界を知らないのも納得出来る……💦