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[Another Story] Episode シャークん
過去編 開幕
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幼い頃のsha
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幼い頃のsha
幼い頃のsha
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幼い頃のsha
小さい頃からずっと怖がりだった。
戦隊モノも怖くて観れなかった。
人が怪我をするところを見るのが怖くて。
ほわほわしたモノしか観れなかった。
戦隊モノのレンジャー達はヒーローで、いい人だってことは知ってる。
でも、おれは"ヒーローが怖い"
ヒーローはみんなを守る人。
だったら、そのヒーローはどうなっちゃうの？
みんなを守って…最後には死んじゃうんじゃないの…？
そう思ってしまっていた。
この世界は実力主義、という世界らしい。
だけど、おれは強くなることを恐れていた。
もし、強くなってヒーローになったら。
おれも…死んじゃうんじゃないかって。
そう思っていたからだ。
でも、この世界はそんな俺の恐怖心なんてお構い無しに、実力を高めようとしてくる。
そして、不幸なことに、俺は一般人より実力の才能があった。
そのため、授業を受ける度に物凄いスピードで実力が高くなってしまって…
気がつけば、周りとかなりの差がついてしまっていた。
…もちろん、俺にとっては悪い方で。
そして、ついにはSランクになってしまい、自分自身に対する恐怖心が離れなかった。
俺は、人を殺めてしまうほどの力を持っているんだと。
怖くて怖くて、仕方がなかった。
力なんて、消えてしまえばいいのに。
そうすれば、争いも生まれないから…
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幼い頃のsha
幼い頃のsha
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幼い頃のsha
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幼い頃のsha
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幼い頃のsha
こうして俺は、自分の力を隠すことにしたんだ。
あえて自分の実力を低く言うことによって、人からの関心がなくなる。
そして、戦いに巻き込まれなくなる…
…だから、メリットしかない。
…でも。
本当の自分を隠し続けてるように感じて、少しモヤモヤしてしまう。
…はぁ。
俺は、平和を望んでいるだけなのに。
コメント
5件
うわぁぁ本家様に基づいてるのすごい好きです...🫶🏻 そっかぁ... ランクを隠す所はsmさんと似ていますね🤔
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