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sha
起きるのが億劫だったのが嘘かのように
身体を起こすことができた。
zm
触れ合う皮膚から、
君の体温が感じられる。
可笑しいな。
眠るのが大嫌いだったはずなのに。
君がいるだけで酷く安心するんだ。
sha
俺を助けてくれて。
笑顔を向けてくれて。
まだ面と向かって言えないけど
心のうちにだけ留めているけど
好きだよ。
口に出してしまいそうで
少しだけ鼓動が速くなる。
そろそろ起きてしまおうか。
布が擦れる音だけが部屋に響く中 ,
引っ張られるような感覚があった。
sha
zm
朝が弱いのかと頭を掠めたとき,
目元の隈と薄く滲んだ汗に気付いた。
sha
zm
目を逸らしたかと思えば,
君は眠っているふりをする。
sha
sha
君の手に安心したから。
父のことも不安なことも
君の側だと少しだけ楽になれる。
だから。
今だけはゆっくり休んで。
そう思いながら
彼の手を優しく握る。
どうかよく眠れますように。
握られた手に瞳を潤ませながら
君はだんだんと意識を手放していく。
寝息が聞こえる頃には、
涙が頬を伝っていた。
その涙を拭って、
握った手の甲にキスを落とす。
無邪気で静かに眠る姿は
歳を忘れさせるほどに子供らしい。
今思えば、
zmの体調が芳しくない事は見て取れる。
きっと何日も眠れて無かったのだろう。
気づいてあげられたら良かったのに。
秒針の音を聞きながら
そのまま時が過ぎるのを見ていた。
zm
zm
sha
sha
zm
zm
zm
sha
zm
zm
sha
sha
sha
これからも、
ずっと側にいて。
この数日間がどうしようもなく大切で
いつか消えてしまうんじゃないかって
不安になる。
だから申し訳なさそうな顔しないで
ずっと笑っていてよ。
君の笑顔で俺を安心させてよ。
zm
zm
指の一つひとつを交じわらせて,
彼の額に口付けをする。
嬉しそうに喜ぶ姿が可愛らしかった。
zm
zm
sha
zm
sha
sha
ただでさえ俺が居座ってるのに。
zm
zm
sha
zm
怖かったけど、
君がいるから大丈夫。
zmがいれば何処へだって行ける。
zmは俺の手を引いて、
暫く出てなかった外へと向かった。
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