不良と生徒会【白水、青桃、赤黄】

白×水 青×桃 赤×黒 微)青水、白桃要素あり

地雷さんはback

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そう言って2人もつられてあくびをする

僕たちが話をしていると生徒会長が来た。話を聞いてたらしい

そういった生徒会長さんの顔は怒ったような、悲しいような顔をしていた。

今までよく知らないのに心配してくれるってことがなくて、新鮮で、びっくりした。

少しだけ、暖かい気持ちになった。

急にないちゃんがそう言ってきた。

なぜだか分からないけど、とりあえず頷いた。

自分でもなんで"また"と言ったのか分からなかった。

あの会話をして、何となく勘づいた。

ほとけっちが初めて見せた顔だった。

俺がそう言うと、ほとけっちはポカーンと口を開けて固まった

アニキも気づいてなかったみたいで、驚いた顔をしている。

困惑した顔をして考え込むほとけっち

ここで嘘を着いてもいずれバレるから、ほんとのことを言った方がいいと思った。

沈黙が続く

沈黙に耐えられなくなり、俺は口を開く

2人を待っていたら初兎さんから声をかけられた。

初兎さんの言葉が頭を離れなかった。

ほとけっちが今までしてきた面白い事を思い出して少し笑ってしまった。

その瞬間、胸が高まったのを覚えてる。

今まで感じたことの無いような感覚。

胸が熱くなるのと同時に、少しだけ痛みをおぼえた。

不意にそんなことを言われた

そう言って見せる初兎ちゃんの笑顔は今まで見た笑顔の中で1番綺麗だった。

そう言っているないちゃんはとっても可愛く見えた。

ないちゃんの話を聞いて、僕も話してみようと思った

話したら話したで少し照れくさくなった

2人がそう言うと、嬉しいような気持ちになった

そう言って3人で笑い合う

この恋がきっかけで大変なことになるとも知らずに

第5話に続く