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こんにゃくくん
奏くん
悔しそうに、
歯を食いしばりながら逃げていく奏くんを見つめる。
…怖かった、
バクバクと嫌な音を立てていた心臓は、
後ろの温もりでだんだんと治まってきていた。
みなみ
こんにゃくくん
私の声に重ねるように呼んだ名前。
その声は明らかに怒っている声…
やばい、
この先どうなるか予想ついてたんだけど、
怖い怖い…。
ここは…
ご機嫌とる？
うん、
そうしよう。
そして謝ろう。
もう一度
"こんにゃくくん"
と呼ぼうとした時、
"良かった…"
という声が聞こえ、
ぎゅうっと強く抱き締められた。
みなみ
みなみ
こんにゃくくん
こんにゃくくん
こんにゃくくん
みなみ
こんにゃくくん
こんにゃくくん
こんにゃくくん
こんにゃくくん
こんにゃくくん
こんにゃくくん
こんにゃくくん
こんにゃくくん
大きな声で怒鳴ったと思えば、
最後は辛そうな声で私の肩に顔埋めてて。
どうしていいか分からなかった私は、
"ごめん…"
と、
言葉が自然と口から出ていた。
みなみ
みなみ
こんにゃくくん
こんにゃくくん
こんにゃくくん
みなみ
みなみ
こんにゃくくん
少し震える足。
やっぱりまだ怖さが消えてなくて、
隠すように俯いてこんにゃくくんの手を握る。
"もうちょっと…このままで居ていい？"
なんて我儘もつけて。
こんにゃくくんはもう一度、
"ごめんな"
と謝った後、
"大好きやで"
と頬にキスを落とす。
みなみ
みなみ
こんにゃくくん
こんにゃくくん
こんにゃくくん
嬉しそうに、
ふにゃりと笑った笑顔は、
恐怖を取り除くような、
魔法に感じました＿
~ e n d ~
お ま け
みなみ
みなみ
こんにゃくくん
みなみ
みなみ
こんにゃくくん
こんにゃくくん
みなみ
みなみ
こんにゃくくん
コメント
6件
((´∀｀*))ヶﾗヶﾗ最後笑こんにゃくくんっっっっやるじゃないか(｡ ・`ω・´) ｷﾗﾝ☆
ててててっててータケコプターの風雅とは全然違うな〜((黙れ
こんにゃくくんカッコよすぎる✨
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