撮影が終わり、少しだらけた午後の空気。
ぼんじゅうるは椅子に深く腰掛け、
タバコに火をつけ、煙をゆっくりと吐き出した。
ぼんじゅうる
唐突な、あまりにも率直な一言に、
その場にいた全員の動きがピタリと止まる。
MEN
MEN
おらふくん
おらふくんはツボに入ったようで
声を上げて爆笑し始めた。
手で顔を覆い、肩を震わせている。
ドズル
ドズル
おらふくん
MEN
ぼんじゅうる
MEN
MEN
ぼんじゅうる
二人の会話を聞きながら、 ドズルとおらふくんは笑いをこらえる。
そして、なぜかその場の四人の視線が、
一斉に隅のソファにいるおんりーに集まる。
おんりー
おんりー
ドズル
おらふくん
MEN
四人の奇妙な一致に、おんりーは困惑するばかりだ。
すると、
ぼんじゅうるが立ち上がり、
ソファに座っていたおんりーの肩に両手を置いた。
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
おんりー
ぼんじゅうる
おんりー
おんりー
MEN
ドズル
おらふくん
おんりー
おんりー
────バタン。
おんりーの必死な抵抗の声は、
扉が閉まる音と共に完全に遮られてしまった。
作者
作者
作者
作者
コメント
2件
ウッ…なんて癖に刺さるんだ(((