今日もたくさんの視線を浴びながら、教室にやっとの思いで辿り着く。
kmm
kit
いつもならこんな風に話しかけてくる人なんていなかったから、つい過剰に反応してしまう。
kmm
kit
kmm
kit
全然怖くないと馬鹿にされ、適当に噂だとあしらった。
kmm
kit
いきなり聞かれたくないことを聞かれて、見え透いた嘘をついた。
kmm
kit
kmm
kmm
あんなの喧嘩じゃない。
一方的にストレスの捌け口にされているだけだ。
不良も、クソじじいも。
でも、傷の言い訳をするのには自分が不良だと言うのが手っ取り早い。
そして、傷のことを聞かれた時は、もちろん喧嘩でと答える。
kit
kmm
kmm
痛かった。苦しかった。
でも、そんなの素直に答えない。
kit
kmm
嘘だ。
直感的にそう思った。
そりゃまあ喧嘩して痛くないはずはないだろうけど、なんだか違った。
不良なら、慣れててとか、痛かったけどそんなに今は気にしてないとかっていうのはあるのかもしれない。
だけど、kitが言った「別に」は今にも泣き出しそうで、ただ強がっているようにしか聞こえなかった。
ここで詰めなきゃkitが壊れる。
そう感じた俺は、
kitの顔に貼ってあるガーゼを強めに押した。
kit
結果は予想通りなようで、予想を上回った。
痛がるとは思っていたけど、かなり激しく反応した。
あざくらいでここまでは痛がらないだろう。
俺は傷を確認するためにかいとを更衣室に連れ込んだ。
kmm
kit
kmm
kit
kmm
kit
少し呆れ気味に言うと、さりげなく視線を逸らした。
きっと聞かれることがわかっているんだろう。
視線を逸らしたことからあまり話したくないのは伝わってくる。
でも聞かないといけない。
kmm
少しの沈黙の後、俺から話を切り出した。
kit
質問を投げかけると、kitは顔を歪めた。
それでも俺は続ける。
kmm
kmm
kit
怖い。
傷を見せたらなんて言われるか。
嫌だ。
見せたら俺のこと馬鹿にするのか?
不良のくせに弱いって見下すのか?
だめだ。思考が鈍って邪推しかできない。
見せたら助けてくれる?
本当のことを話したら俺のこと守ってくれる?
嫌だ。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!
kit
kmm
俺はkmmを突き飛ばして更衣室を後にした。
コメント
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すごい( >﹏< *)!!!!!めっちゃ神作これからも応援しまぁす!頑張っくださいね!