どこから踏み外した？

ここからは2人の甘くて狂気に満ちた日常をお届けするね

月明かりの下，猗窩座の背中に寄りかかっている(夢主)

そう言うと腰を強く抱き寄せられる

鬼なのに感じる猗窩座の体温に体が温まる

猗窩座の力強さに鼓動が早くなる

優しく笑うその顔は戦場で見せる顔とは違っていた

大きな手が頭を優しく撫でる

時折，綺麗なものを見つけては「お前に似合う」と 言ってくれる

そんな些細な一言が胸に強く響く

冗談っぽく言っているが笑ってはいない

考えてみればあの日から視界にはずっと猗窩座が居る

意地悪そうにこちらを見て笑う猗窩座に鼓動が高鳴る

そう言うと酷く喜んでくれる猗窩座

そう言うと猗窩座は笑う

どこから手に入れたのか知らないが団子を出してくれる

団子を食べながら

ニヤリと不敵に怪しく笑う猗窩座は魅力的だった

こちらを見て優しく微笑んでくる

くすくすと笑い合う

お団子を差し出す

頬を赤く染めながら言われ，自分も頬を赤く染める

団子より甘い2人の空間

2人で優しく笑い合う

照れながら笑う

2人で手を握りながら山へ行く

花火が打ち上がる

(夢主)の横顔を見つめながら言う

頬の赤さを誤魔化すように花火の光を浴びる

(夢主)の手を持ち上げキスを落とす

くすくすと猗窩座が笑う

桜モチーフの簪をくれる

簪をつけてくれる

照れながら視線が絡み合う

花火に照らされながら2人の影は重なった

その笑顔は普通の人から見たら狂気的だろう