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コメント
14件
子は親に似る、、、遺伝だねナチ様⭐︎
本当に面白いですね、、前々から思っていましたがナチ君はナチ君で操られてる、洗脳されている、ように見えるんだよなぁ、、なにかする時にけっっこう「これもお父様のため」みたいな感じの出てくるし、、、最後のは英国と仏国かなぁ、、、続きが楽しみです、、!
最後ヴィシーのことかな…? 絵をかいたりするとことか似てるし…それに文字数だって… (考察コメ失礼します
これはフィクションです
政治的意図はありません
Q:また質問が来ていたので質問を開始します
A:はい
Q:国の化身が精神的にやられている時はそれを利用して“依存”させることは可能ですか?
A:………出来ない事は無いので可能です
Q:………………
Q:……………国の化身を完全に殺す方法は教えてくれないのですか?
A:…………………“完全に”殺すなんて不可能です
Q:…………
Q:…………じゃあ……
Q:国の化身を“絶対に”“完全に”でなくとも殺す事は?
A:……………質問の意味が分かりません
Q:………絶対に国の化身を完全に殺す方法で無くとも国の化身を殺す方法
A:………………………
A:…………絶対に完全に殺す事は出来ません…………
Q:……分かりました
Q:…ありがとうございました
A:………………………………………
A:……………………“半永久的”に殺す方法はありますけどね……
………?……“半永久的”…?
ナチス
少し苦しそうな声…
ナチス
涙で潤んだ綺麗なルビーとアクアマリンの瞳…
俺が力を入れると簡単に折れてしまいそうな細くてか弱い身体…
そして密着した時に感じた俺達国の化身には無い筈の心臓の鼓動…
全部全部俺のモノに出来ると思ったのに
ナチス
何故俺を殺そうとした?
何故条約を破棄した?
何故?
何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故?
俺は悲しかった…
でも…
ナチス
痛みに苦しむ君も美しかった
もっと俺だけのモノにしたくなった
だから
俺から逃げないでくれよ?ナチス
1941年 12月 7日
日帝
日帝
海も空も緊張した面持ちで俺を見る
日帝
俺は少し俯いていた顔を上げて海と空の顔を見る
これは俺達兄弟で決めた事
日帝
日本時間 1941年 12月 7日
日本がハワイの真珠湾で米国太平洋艦隊に奇襲攻撃を仕掛け
イギリス領マレー半島にも侵攻
イギリスとアメリカ合衆国に宣戦布告
アメリカ
嗚呼‼︎日帝が宣戦布告をしてきた‼︎
ならばやってやろう!
アメリカ
日帝が敗戦したら俺が飼い殺してあげよう!
アメリカ
イギリス
イギリス
1941年 12月 8日
イギリスが日本へ宣戦布告
アメリカ合衆国が日本へ宣戦布告
ヒトラー
ヒトラー
ナチス
ヒトラー
CLN
イタ王
イタ王
イタ王
1941年 12月 11日
ナチス・ドイツとイタリア王国がアメリカ合衆国に宣戦布告
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
ソ連
イギリス
この宣戦布告により、ナチス・ドイツ、イタリア王国、日本(大日本帝国)を中心とする枢軸国と、アメリカ合衆国、イギリス、ソ連を中心とする連合国との間で本格的な戦争が始まる
そう……
“本格的”………に…
ナチス
俺は今イタ王と日帝との会談の為に日本に来ている
イタ王
ナチス
今回の会談はドイツではなく日本という事で俺は生まれて初めてアジアに来たという訳だ
イタ王
イタ王は一応来たことがあるらしく地図を見ながら道を突き進んで行く
ナチス
今まで見た事もない風景…
ドイツにはない風景…
ナチス
お父さんが居たらこの風景の絵を描いていたのかな…
俺はそう思いながら前を歩くイタ王について行った
イタ王
数分くらい歩いているとイタ王が足を止めて俺にそう言った
ナチス
イタ王は何を言っているんだ?
イタ王
ナチス
イタ王が目を細めて微笑んでいるのを俺は首を傾げて疑問に思っているとー
ナチス
ふと…1枚の淡いピンク色の花弁が俺の目の前にヒラリと落ちて来た
ナチス
辺りを見渡してもピンク色の花なんて何処にも咲いていない
ナチス
俺がイタ王を呼ぼうとした時
ナチス
強い風が急に吹き荒れて視界がさっきの淡いピンク色の花弁で埋め尽くされた
ナチス
咄嗟に俺は手で顔を覆う様にして身を守った
イタ王
どれくらい経っただろうか…
イタ王が顔を覆う様にしていた俺の腕にそっと触れた
ナチス
俺は恐る恐る腕を下ろして目を開けてみると
ナチス
そこには淡いピンク色をした花が一面に広がっていた
イタ王
ナチス
イタ王は慣れた感じで歩き始める
何故急に景色が変わったのかという疑問を一旦置いて俺は置いていかれない様に急いでイタ王の後を追った
イタ王
ナチス
急に俺の前を歩いていたイタ王が立ち止まるので辺りを見渡していた俺はイタ王にぶつかってしまった
イタ王
ナチス
イタ王は愉快そうに笑いながら俺の肩に付いていたピンク色の花弁を手ではらい落とす
………珍しいモノに気を取られるなんて幼過ぎたな…
ナチス
イタ王
イタ王
俺達の前にそびたつ立派な屋敷
日本家は家族が多いとは聞いていたがそれでもこの屋敷はでかいと思う
イタ王
ナチス
俺とイタ王がこの屋敷を見上げていると
ガチャ
日帝
日帝が屋敷のドアから出て来た
ナチス
イタ王
日帝
日帝は俺達が入りやすくする為にドアを大きく開けて手招きをする
ナチス
イタ王
俺とイタ王は日本の挨拶を言いながら日本家の屋敷に足を踏み入れた
日帝
日帝はそう言って部屋から出て行った
ナチス
イタ王
俺達は日帝に案内された部屋で日帝を待った
ナチス
イタ王
ナチス
イタ王
ナチス
どうやらあの淡いピンク色の花の名前は“サクラ”と言うらしい
イタ王
ナチス
確かにあの綺麗さならばその国を代表する花だとしてもおかしく無い
俺がそう思っていると
シャッ
背後から“フスマ”が開く音が聞こえた
日帝
そう言う日帝の背後に誰かが居るのに気がついた
ナチス
俺がそう問いかけると
日帝
日帝
そう言って2国は俺に自己紹介した
ナチス
俺は混乱してしまった
日帝の正式名称は“大日本帝国”
そしてこの2国も“大日本帝国”と言う
ナチス
視界の隅でイタ王が震えているのを捉えながら俺は素っ頓狂な声を出してしまった
イタ王は混乱している先輩を見て肩を震わせながら笑っている
まぁ先輩が混乱するのも仕方が無い
だって
日帝
俺は混乱する先輩に俺達の事を話した
話した事を簡単に言うと
1:俺達は三つ子の兄弟 2:三つ子の兄弟は国の化身では珍しい 3:俺達三つ子は全員同じ名前を付けられた 4:父上…つまり江戸時代が終わって俺達が正式に国の化身になった 5:陸海空軍が出来たので俺が“陸軍”…次男が“海軍”…末っ子の三男が“航空隊”…をそれぞれ統治している 6:基本的に俺が“大日本帝国”として国際社会に出ている
日帝
ナチス
先輩は隠しているつもりだろうがまだ先輩は混乱している様だ
混乱している先輩も愛くるしいが流石に可哀想になって来たので…
日帝
日帝
日帝
日帝
ナチス
日帝
実際俺達の本当の名前は“大日本帝国”なのだから
日帝
日帝
ナチス
イタ王
イタ王はまだ笑っている様だ
ナチス
先輩はイタ王を少し恨んだ様にジトリと睨んだ
ナチス
イタ王
イタ王はまだ笑いながら先輩に平謝りをする
日帝
日帝
海と空は笑うイタ王を見て驚いている様だ
海と空が知っているイタ王はまだ笑う事が出来なかった時だったのでそれも仕方が無い気がする
ナチス
ナチス
先輩が紙を取り出すのを見て俺達は皆姿勢を正す
日帝
部屋の空気が一気に張り詰めたものとなった
緊張感の中会談は進んで行く
ナチス
イタ王
日帝
会談の途中で海と空は軍の呼び出しがあった為今はこの部屋に俺とイタ王と先輩しか居ない
ナチス
先輩が終わると言った瞬間部屋を張り詰めていた空気が解けた
イタ王
日帝
俺とイタ王はその場で身体の力を抜いた
日帝
イタ王
イタ王は俺が今まで誰も泊めなかったのに急に「泊まるところが日本家でもいいか」と言うのに驚いていた
日帝
ナチス
イタ王
日帝
俺は浮つく気分を抑えながら立ち上がる
日帝
イタ王
ナチス
日帝
日帝
僕と海は軍の野暮用が終わった後話し合っている
日帝
僕がそう言うと
日帝
日帝
……僕達はもう70歳越え…………………
日帝
僕は冷や汗が出た
日帝
僕が言葉を紡ごうとしたら海が僕の後ろを見て青ざめていた
日帝
ドゴッ
日帝
急に僕の頭からとてつもない音がしたと思ったら頭に強烈な激痛が走った
日帝
僕は声にならない叫び声を上げながら後ろを向いた
そこにはー
日帝
日帝
悪魔の様な笑みを浮かべている陸が居た…
日帝
日帝
日帝
僕はどうにかして話を逸らそうと視線を彷徨わせた先に陸が持っている物に目がいった
日帝
陸は何故か温泉に行く時に持って行く物を手に持っていた
日帝
陸はとても嬉しそうに微笑んだ
日帝
日帝
海は驚いた顔をしているし僕も正直なところ陸がこんな楽しそうに笑っている事に驚いている
日帝
日帝
日帝
陸の言葉に僕と海は顔を輝かせた
僕達日本家は皆お風呂が大好きなのだ
日帝
日帝
僕と海は急いで準備に取り掛かった
日帝
日帝
日帝
日帝
日帝
僕は海にさっきの陸の事を言った
あんな楽しそうな陸………
滅多に見ない顔だった…
日帝
日帝
日帝
僕が反論しようとすると海はそれを塞いだ
日帝
………僕も陸が幸せで楽しい思いをしているなら良いと思うけど………
………それで陸が“本当に”幸せになる保証はないじゃん…
ポスポスッ
イタ王
日帝
日帝とイタ王は会談の疲労と“オンセン”による気持ちよさで殆ど寝ている様な感じで“タタミ”に敷いた布団の上に寝転んでいた
ナチス
イタ王
日帝
イタ王はのんびりと返事をし、日帝は欠伸をしながら返事をする
イタ王
ナチス
イタ王はおやすみと言いながら眠りについた
イタ王
ものの数秒でイタ王の寝息が聞こえてきて俺は早いな…と思いながらイタ王に掛け布団を掛けてやった
ナチス
俺は半分呆れながらイタ王を見る
日帝
ふと日帝からの視線を感じて俺は日帝を見た
ナチス
日帝
俺が聞いても日帝は俯くだけで何も喋ろうとしない
ナチス
俺が日帝にそう促すとー
ボスッ
日帝
ナチス
押し倒された?俺が?何故?どう言う事だ?
俺は急な事で混乱していた
ナチス
俺が暴れたら日帝の拘束なんて直ぐに解くことが出来るが…
同盟国の日帝に暴力を振るってお父さんに迷惑を掛けるのは避けたい
それに日帝は俺に恋愛感情を持っているはずだからそれを利用して日帝が裏切れない様にするのもいいな…
日帝
俺が頭の中で色々と考えていると日帝がいつもよりも低い声で俺に話しかけてきた
日帝
日帝は泣きそうな顔をしながらそう言った
日帝
日帝
日帝
日帝は己の中に溜め込んだ想いを少しずつ吐き出す様に淡々と喋り始めた
日帝
日帝
日帝
日帝は喋ろうとして口を開けたが直ぐに口を閉じてまた口を開けた
日帝
日帝
日帝
日帝
なるほど………日帝は俺の事を好きすぎるから同盟を破るなんて事はしないが俺のもとを去りたい……と言うのか……
日帝
日帝は懇願する様に俺に言った
日帝
日帝の口から出た声は…
消え入りそうな……か細い……小さな小さな声だった……
ナチス
………ここで日帝が俺のもとを去るのは避けたい……
日帝は戦力になる…
日帝は強くて扱い易い都合のいい駒だ…
手離してしまうのは惜しい…
ナチス
俺は日帝に優しい声で話し掛けた
ナチス
日帝
日帝は涙の溜まった目を見開いて俺を見る
ナチス
日帝
…そう……使える同盟国だからだ……だが…
ナチス
俺は息をする様に嘘を吐く
日帝
その嘘に騙される愚かな日帝…
嗚呼……お前は本当に扱い易いな
変に他人に情があり、自分より他人を優先し、周りの国や家族達からの愛を一身に受けても気付かずに、俺からの絶対に与えらるる事の無い愛を必死に求める可哀想な人形
その可哀想な人形にずっと求めていた与えられる事の無い筈の俺からの愛を注ぐとどうなると思う?
ナチス
日帝
正解は…
日帝
絶対従順な人形の出来上がり
ナチス
日帝
ナチス
これで日帝は俺のもとを離れない…
いや…
離れる事が出来ない
俺は笑いながら日帝の額に口付けを落とす
日帝
俺が内心笑っていると日帝が遠慮がちに口を開いた
ナチス
日帝
日帝は意を決した様に俺のことを見た
日帝
日帝は少し気を取り乱しつつ俺にそう言った
ナチス
………まずい………
“セップン”ってなんだ…?
多分日本語で何かを意味するのだろうが…
日帝
俺が無言でいる事に日帝は不安を感じたのか少し泣きそうな目で俺を見てきた
ナチス
俺は“セップン”がなんなのかわからないまま日帝に許可を出した
日帝
日帝は目を輝かせて自分の顔を俺の顔に近づけた
チュッ
口に何かが当たったと感じたと同時に静かな部屋にリップ音が響く
ナチス
“セップン”とは口付けの事だったらしい
日帝
日帝は幼子の様に笑いながら俺に抱きついてきた
日帝
ナチス
俺は日帝に嘘をつく…
日帝の純粋な気持ちを利用するのは悪いとは思うが罪悪感も何も無い
これも全部お父さんの為
1942年 1月
ナチス
ガチャッ
ヒトラー
ヒトラー
ヒトラー
ヒトラー
ナチス
ヒトラー
ヒトラー
ナチス
ヒトラー
ガチャッ
ヒトラー
ガチャン
ナチス
従順な人形と従順な人形
ナチス・ドイツは従順な人形?それとも自ら従順な人形になった可哀想で可愛らしい子供?
大日本帝国は家族からの愛や周りからの愛に気付かず…ナチス・ドイツによる“偽の愛”によって出来た従順な人形?
………………
では今回初めて出てきた国を紹介します
大日本帝国 性別:男 身長:170 目の色:青と赤 好きな国:いない 大日本帝国海軍を統治している 三兄弟の次男 泳ぐ事が得意で短時間なら水中で呼吸することも可能
大日本帝国 性別:男 身長:167 目の色:空色と赤 好きな国:いない 大日本帝国航空隊を統治している 三兄弟の三男 キジの羽が生えていて自由に飛ぶ事ができるが長距離飛ぶのは苦手
ではまたお会いしましょ
ん…?おや…………質問が残っていたらしいですね
ふむ………『この物語の二次創作を作って良いか』………
A:………この作品は唯一無二かつこちらが消去したい時に残るのを避ける為御遠慮願います
あ〜……………分かりやすく言うと?
A:この物語の二次創作はやめて頂きたい
だそうです
ということで改めてまたお会いしましょう
next⇨2000
あれ………ここは…?
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あれ………口から勝手に言葉が
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あれ………この会話…
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懐かしい………
………懐かしい?
おかしい…………僕は…
僕はこんな会話したことない筈なのになんで……
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…………やっぱり知ってるこの会話
でも知らない
どう言う事…?
……………
僕は何を忘れている…?
◾️◾️◾️◾️
………