ちょっと目が覚めて来てしまった。
はぁ、とため息をつきながら自室に戻った。
数日前は葛葉と寝たけれど、今日は1人。
僕は寂しさを覚えながらベッドに横になった。
少しも離れたくないけれど、葛葉は僕を心配して早く寝ろと言う。
どうしたらいいんだろうと考えながら布団をかぶってモゾモゾ動く。
諦めて目を閉じた瞬間、ふと思いついた。
配信を見ればいいのでは?
僕は早く葛葉に会いたくて慌ててスマホを開いた。
配信アプリで葛葉を検索するとすぐに出てきた。
葛葉はいつの間にかゲームをやめて雑談をしていた。
葛葉
葛葉
視聴者
視聴者
視聴者
視聴者
視聴者
視聴者
葛葉
視聴者
視聴者
葛葉
葛葉は迷って、考え込んだ。
葛葉
叶
視聴者
視聴者
視聴者
葛葉
叶
叶
葛葉
さっきよりも何トーンか低い声が漏れて、僕はビクリと肩を跳ねさせた。
叶
葛葉
視聴者
視聴者
視聴者
コメント欄カオス状態だし、何で僕奪い合いされてんの?
叶さんって僕のこと好きなの?
混乱しながら、なにを思ったのか、コメントをしてしまった。
刀也
葛葉
叶
葛葉
叶
刀也
葛葉
叶
刀也
1人は寂しくて寝れないって言ったら子どもだと思われるかもしれない。
刀也
視聴者
視聴者
視聴者
視聴者
視聴者
何でここの人たちってこんなあたりキツいんだろうとボンヤリ考えながら配信画面を離れてスマホの電源を落とした。
布団の中でモソモソ動いて、丁度いいところを見つけると目を閉じた。
目を閉じた後すぐに寝たみたいで、気がつけば真っ暗な闇の中にいた。
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