/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
放課後
凪誠士郎
陽〜帰ろ
陽
御影さんとの約束は良いんですか？
凪誠士郎
約束？
マジで忘れてるんですか？ この人
陽
練習するって言ってたじゃないですか、何かは知りませんが
凪誠士郎
えぇー疲れるー
誠士郎は グイグイと私の背中を押しながら 教室を出ようとする
凪誠士郎
帰ってゲームし((
御影玲王
凪！
陽
んえっふ
おっと
急に教室前に現れた御影玲王 教室を出ようとした私
驚いて変な声出ましたよ
御影玲王
サッカーしようぜ
凪誠士郎
…めんどくさい
サッカーですか
凪誠士郎
俺陽と帰らなきゃだから
陽
あ、構わないですよ
陽
今日私バイトなので
そもそも帰る約束なんて してませんし
凪誠士郎
！！
なんですか
“見捨てられた”とでも 言いそうな顔やめてください
凪誠士郎
俺疲れて明日学校来れなくなる
陽
昨日もサッカーしたんでしょう
陽
今日学校来てるじゃないですか
凪誠士郎
俺よりバイトなの？
いや、 “仕事と私どっちが大事なの” みたいな質問されても
陽
バイトです
誠士郎は彼氏という訳では 無いですし
凪誠士郎
ガ━l||l(０Δ０)l||l━ン
どれだけショック 受けてるんですか
あなたの無気力以外の顔 初めて見ましたよ
凪誠士郎
俺よりお金を取るの？いいの？ホントに？
陽
お金です
陽
誠士郎の命がかかってる訳でもないでしょう
陽
遅れて減給は嫌なのでもう行きますね
御影玲王
待った
教室を出ようとすると 御影玲王の手が行く手を阻んだ
また忘れてました 御影玲王のこと
御影玲王
そのバイト先、時給いくらだ
陽
え
急に何ですか
御影玲王
いくらだ
陽
えー…████円ですけど、
今のバイト先は 時給良し、待遇良しで 結構いい所なんですよね
御影玲王
…………
御影玲王
辞めて俺のとこに来いよ
陽
・・・
陽
はい？
please say it again. (もう一度言ってください)
𝑁𝑒𝑥𝑡➯➱➩
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
