テラーノベル
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前回の続きです
それではどうぞ
アメリカは日本を腕の中に抱きしめながら、喉の奥が焼けるような感覚を思い出していた。
あれは、何百回もループを繰り返した中で
たった一度だけ、勇気を出して“真実”を日本に打ち明けた世界。
日本はあの時、珍しく素直にアメリカの胸の中にいた。
気配も薄くなく、呼吸も弱っていなかった。
“今回こそ上手くいくかもしれない”って、アメリカが初めて思えた世界。
アメリカ
日本
アメリカの手は震えていた。
アメリカ
日本
アメリカ
アメリカ
アメリカ
日本の目は、最初は驚きだけだった。
でもすぐに、静かな涙が滲んだ。
日本
アメリカ
日本は泣きながら、小さく笑った。
日本
アメリカ
日本
その夜の日本は穏やかで、
涙を流しながらちゃんと生きたいと言った。
アメリカは“この世界だけは成功する”と思った。
そして翌日。
アメリカは目覚めた瞬間、胸に嫌なざわめきを覚えた。
日本がキッチンにいない。
呼んでも返事がない。
アメリカ
家中を回った。
泣きながら、息を荒げて。
そのドアだけは開けたくなかった。
でも最後にそこを開けた。
――浴室だった。
日本はもう温くも冷たくもない表情で。
まるで眠るように、だけど息をしていなかった。
その横に置かれた紙には一行だけ。
「アメリカさんを苦しませないために。」
アメリカの目の前が真っ白になった。
アメリカ
手が震えて、日本を抱き上げようとしても力が入らなかった。
アメリカ
次の瞬間、視界が歪んだ。
気づけばアメリカはまた“ループの最初の日”に戻っていた。
日本
アメリカ
言えない。
絶対に言えない。
今この世界の日本は、アメリカの胸の中でかすかに震えている。
アメリカ
もしまた話したら、あの時みたいに
“アメリカのために死ぬ”方を選ぶかもしれない。
アメリカの指先が日本の背を強く掴む。
アメリカ
日本は胸元で、アメリカの服をぎゅっと掴むだけで何も言えなかった。
アメリカ
日本
アメリカ
日本
その“はい”が、
いつ途切れるか分からないことを
アメリカは誰より知っている。
だから抱きしめる腕は、折れそうなほど強かった。
ここで一回終了です
まだまだ続きますよ
それではまた
コメント
17件
アメ日最高ーーーーーーーーーー!!!
ふおおおおおおおお!!神だ!すごい… というかこれならアメ日見れそ…!(((