/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
ある日の朝、先に起きていたおんりーと暇だから散歩することになった
おんりー
ふんふふ~ん♪
ドズル
もう…この暑苦しい景色も見慣れたな~
おんりー
まじですか？俺はまだまだ見慣れないなぁ~
ドズル
僕はこの魔界に結構いるからね！
おんりー
すご！俺は……もう何年いたか忘れちゃったな…
ドズル
そうなんだ…！
おんりー
……空…青いな…
ドズル
だね…魔界は毎日空の色が変わるからね…
ドズル
今日は綺麗な青色だ
おんりー
…あの日も…空は青かったな…
ドズル
………？
そうすると、おんりーは過去を思い出しているかのように空を見上げた
おんりー
…ドズルさん…俺は…みんなと一緒にいれて…幸せです…
おんりー
この平和で…楽しい日常を守るためなら…俺は何を対価にしても構わない
ドズル
おんりー…
おんりー
そう…何を対価にしてもいいんだ…だから…
おんりー
そこに隠れてる人間、出てきて
ドズル
えっ人間？
人間の子供
うっ…バレてる！？
ドズル
子供か…魔界に迷い込んじゃったのかな？
おんりー
別に戦うつもりはないし…怖がらなくていいよ
人間の子供
うぅ……
ドズル
めっちゃ怖がられてる…
人間の子供
魔界の住む生き物はは人間を無差別に襲う化け物なんだ！
おんりー
まぁ…魔物はそうかも知れないけど…俺らは悪魔だから…
ドズル
そうそう！魔物とは違うんだよ~！
人間の子供
そうなの…？
おんりー
そう、人間界への扉はあっちを真っ直ぐ行ったら着くよ
人間の子供
…ありがとう！悪魔さんって優しいんだね！
おんりー
まぁ、天使じゃないなら殺す必要はないからね
ドズル
君、天使じゃなくて良かったね…
人間の子供
う、うん！
ドズル
天使だったらこのお兄ちゃんにボコボコにされてたよ…
人間の子供
そうなんだ……天使さんと悪魔さんって仲が悪いんだ…
おんりー
………
ドズル
ま、まぁ！君は早く人間界に帰りなさい！
おんりー
魔物に食べられちゃうぞ~！
人間の子供
…わ、分かった！ありがとう！悪魔のお兄ちゃん達！
ドズル
…けど…意外だったな~
おんりー
何がです~？
ドズル
いや、おんりーって人間は襲わないんだね
おんりー
？
ドズル
いや…さっき人間の子供には優しかったから
おんりー
あ~！確かに…
おんりー
まぁ無駄な殺しはする必要ないからね~
ドズル
はは…怖いな…(小声
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
ランキング
新着