テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

可愛い僕とヤクザ③

第1話 - 可愛い僕とヤクザ③

431

2022年06月06日

#BTS

#BL

#グクミン

miyu

翌日

‐お昼休みにて‐

テヒョン

…じみな！

ジミン

あ、テヒョナ！

そう言って、廊下に出た。

テヒョン

腕、大丈夫？

ジミン

んー、何とか？血は止まったけど、まだちょっとズキズキする、、

テヒョン

そっか、はぁ、なんでその時俺にLINEしたかったわけ？

ジミン

だって、テヒョナ風邪、引いてたし、それに、テヒョナに言ってもどうにもならないと、思ったから…

テヒョン

なるわ！風邪引いても吹っ飛んで行ってた！マジで、ホントに…

テヒョン

今度から俺がいない時に何かあったら絶対、LINEしろよ？

テヒョン

しなかったら1週間話さない。

ジミン

え、それやだ。

テヒョン

なら、絶対LINEして？

ジミン

うん！分かった。約束。

テヒョン

うん。約束

そう言って、指切りをした。

テヒョン

腕が完全に治るまで、部活休めよ？

ジミン

え〜

テヒョン

ダメ。サッカーして傷口が空いたらどうすんの？部活の先生には俺が言っとくから、それに先帰っていいから

ジミン

いいの？でも、俺テヒョナと一緒に帰りたい…

テヒョン

ダメ。ジミン1人で部活終わるの待たせたら誰かに声掛けられちゃう。

ジミン

えぇ…一人で帰るの寂しいんだけど…

テヒョン

…じゃあ、俺が終わるまで体育館にいる？バスケのボールが当たらない体育館のステージの端で見てさ。

ジミン

うん！

テヒョン

でも、暇だよ？いいの？

ジミン

うん！いいの！テヒョナと帰れるなら

テヒョン

ふふ笑いいよ。なら、そうしよ

ジミン

うん。

放課後テヒョンの部活が終わるまで体育館のステージの端で待つことになった。

ジミン

テヒョナ、キャプテンなだけ上手いなぁ。

ジミン

そりゃ、モテるわ…笑

ジミン

…あ、そう言えば、今日ジョングガにあってないな…

ジミン

いつもなら一日に1回は必ず会うのに…休み、かな…

そう、考えていると

ジミン

え？ど、どゆこと？

ジョングクから、意味がちょっと分からないLINEが来た。

ジミン

来いってことかな？

ジミンはその場にたち体育館の裏側に行くことにした。

ジミン

テヒョナ

テヒョン

ん？どした？

ジミン

あの、さ、教室に忘れ物しちゃって…取りに行ってもいいかな？

テヒョン

いいけど、走るなよ？

ジミン

うん！また戻ってくるね！

テヒョン

もちろん。

テヒョンに嘘をついて、体育館の裏側に行くことにした。

着くと、そこには、体育座りをして、頭から血を流しているジョングクがいた。

ジミン

？！ジョングク！？

ジミンは走って、ジョングクの元に駆け寄った。

ジミン

ま、また喧嘩？

ジョングク

ま、まぁ…でも、今日は負けました。

ジミン

え、？

そう言いながらジミンは血が流れているジョングクの頭を抑えた。

ジミン

なんで？

ジョングク

っ、はぁ…俺は武器使わないで手だけで殴るんです。

ジョングク

でも、今日の相手は野球のバットですよ？それ使って俺の頭思いっきり打ってきたんですよ。

ジョングク

避ける余裕あったんですけど、なんか今日は血だらけになりたい気分だったので。

ジミン

っ、何それ…馬鹿じゃないの…。

ジミン

とりあえず、保健室…行こ？

ジョングク

嫌です。

ジミン

なんで？

ジョングク

何となく。

ジミン

でも、手当しないと、、こんなに血が出てるのに…意識、無くなったりしたらどうするの？

ジョングク

無くなりません。

ジミン

今はそうだとしても…保健室行こうよ…

ジョングク

嫌です。

ジミン

1回ぐらいは僕のゆうこと聞いてよ！

ジョングク

嫌です。絶対に。

ジミン

もうっ、、お願いだから友達のゆうこと聞いて…

そう言って、血が着いた手でジョングクの手を握った。

ジミン

お願い、ジョングガ…意識無くなったら…やだよ

ジミン

やっと、仲良くなれたのに…ね、行こ？

ジョングク

っ、わかりました、、行きますよ、、

ジョングクの肩を掴んで保健室まで行った。

保健室に行き、頭を包帯で巻いて、ベットで少しジョングクは横になった。

ジミン

大丈夫？

ジョングク

さっきよりは…

ジミン

よかった…でも、当分は喧嘩やめてよね？

ジョングク

えぇ…

ジミン

えぇ、じゃないの！

ジミン

僕だって、腕の傷、治るまでテヒョンに部活ダメって言われてるんだから。

ジミン

それと同じ！

ジミン

ジョングクが喧嘩したら、次は友達やめる勢いで言うからね？

ジョングク

っ、わかりました…

ジミン

それでよし！笑

ジミン

帰りは、1人で、帰れる？

ジョングク

何とか…

ジミン

ホント？

ジョングク

はい…

ジミン

でも、僕が心配…

そう言ってジミンはスマホで誰かとLINEをしていた。

ジミン

これでよし。

ジョングク

何がですか？

ジミン

テヒョンに今、腕の傷が痛くなって、先帰ることにした、ごめんね？って言ったから。

ジミン

今日はジョングクと帰る。

ジョングク

いいですよ、そんなの…

ジミン

ダメ。頭から血流して怪我した友達を1人で帰らせる訳には行かない！

ジミン

から、一緒に帰るの。

ジョングク

ジミニヒョンも怪我してますけどね…笑

ジミン

それはいいの笑

そう言いながら2人でゆっくり歩いて帰る事に。

2人でジョングクの家に向かって行った。

ジミン

大丈夫？

ジョングク

大丈夫…ですよ…

そう言いながら頭を抑えていた。

ジミン

…痛い？

そう言って、その場に立ちどまり背伸びをして、ジョングクの怪我をした頭を撫でた。

ジミン

大丈夫、痛くない、痛くない。

ジョングク

なんですかそれ？

ジミン

おまじない。

ジョングク

笑笑

ジミン

笑わないでよ

ジョングク

だって、背伸びしてるジミニヒョン、可愛いなって笑

ジミン

え、可愛い？

ジョングク

あ、っ。

口を滑らせた、かのようにジョングクは手で口を隠した。

ジミン

可愛いって言ったよね？

ジョングク

気のせいです。キモイの間違いです。

ジミン

いや、絶対可愛いって言った！

ジョングク

言ってません。絶対に。

ジミン

笑笑、わかったよ、じゃあさっきのはキモイって言ってたことにしてあげる。

ジミン

でも、痛かったら立ち止まっていいからね？無理しないで、、

ジョングク

分かりました。

ジミン

じゃ、行こ。

ジョングク

はい。

ジミン

次、どっち？

ジョングク

右です。

なんやこんやでジョングクの家に着き。

ジョングク

鍵、、リュックの左のポッケに入ってるので取って貰えますか？

ジミン

うん、はいこれ。

ジョングク

ありがとうございます…

ジミン

両親は？

ジョングク

両親は今もバリバリのヤクザなんで家にいないことが多いいんです。もう一つの家にいることが多くて。

ジミン

もう1つの家？

ジョングク

はい、もう1つの家はこの家より、和風な家で、そこはヤクザの人が沢山いるとこなんですよ。

ジミン

え、えぇ、、

ジョングク

俺はあまり好きじゃないので、今は一人暮らししてるようなもんです。

ジミン

そう…なんだ…。

ジョングク

だから、俺が怪我して傷だらけになっても親は気づきません。

ジミン

なんか、それ、辛いね…

ジョングク

そうですか？俺は慣れました…

ジミン

そっ、か…

ジョングク

じゃ。

ジョングク

今日はありがとうございました…

ジミン

うん、何かあったらLINEして？

ジョングク

はい。

ジミン

それに、寂しかったら、僕、呼んでいいからね？

ジョングク

え？

ジミン

いつでも行くから。

ジョングク

ありがとうございます。チビでキモイくせに、いいこと言いますね。

ジミン

っ、はぁ、ジョングクは一言余計なんだよな。

ジョングク

笑笑

ジミン

じゃ、またね！

ジョングク

はい。

そう言い、ジョングクと別れた。

この作品はいかがでしたか？

431

3件

続き気になる！

続きみたいです！！

miyu

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

可愛い僕とヤクザ③

第1話 - 可愛い僕とヤクザ③

作者の他の作品すべて見る

#BTSの新着小説
一覧

関連するタグ

可愛い僕とヤクザ③

第1話 - 可愛い僕とヤクザ③

作者の他の作品すべて見る

#BTSの新着小説一覧

関連するタグ

#BTSの新着小説
一覧