ただ愛されたい

一人ぼっちより辛いものは、無い 僕は、そう思う

これは、僕と月が番るまでに起こった話

僕と月が番るまでに色々あった 僕は、貧しい環境の元で生まれたわけでもなければ、いじめも受けたことないただ自分に不満があるなら……口だ 僕は、奇形として生まれて生まれつき口が裂けていた今で言うところの口裂け女(？)のようだ

口裂け女の様な僕に母は、泣いて謝っていた健全で綺麗な体に生まれきれなかった僕の未来を奪ったと思っていたんだ……母は、ただ自分を責めに責めたそんな母を見るのも嫌で自分を嫌悪し続けた、、

こんな見た目だから嘘にだって騙されやすい、、特に嘘告……今まで色んな人にされて騙され続けたそんな自分が嫌で母にも当たってしまう自分の性格も嫌で完璧になれない自分も嫌で

こんなの慣れっ子なのにいつも泣いてしまうのは、何故だろう……

嗚呼ヤダヤダ…こんな行き場の無い感情を親にぶつけて

そしてここから逃げた自分にも嫌気がさした。

ﾊﾞﾀﾝ

馬鹿みたい真冬の雨の中道端に座り込んで

そんな自問自答を繰り返していると僕に傘をかぶせて喋りかけてくる男がいた

僕に話しかけてきたのは、いかにもチャラそうな男

名乗ってもいないのに僕の名前を知ってる彼に疑問を抱いた

沈黙の間が続いたあと月は、言った

それからが本当に地獄だった

兄である月は、体の弱い俺をいつも守って生きていたそんな兄に憧れていた

兄は、頭が良いその先を考えることは、できるだけど捨てられた動揺もあり頭が回ってなかった

そして俺は、兄のとった魚を食べて生きていた時に兄は、食べれない時もあった、

季節が変わって冬、俺は、体調を崩し死のまじかなのかもしれなかったそれに伴うように捕れる魚が無なくっていた、兄は、焦っていた。

これが地獄の始まり 兄が盗みを犯した兄にとっても最悪の決断だけど栄養バランスが崩れ精神状態も身体もボロボロな兄には、こうするしか無かった

数年もそれが続いた。 もう俺は、手遅れな段階に来そうだったとき兄が目の前で大人に捕まった

その時現れたのが龍崎ナイト……あの人だった

あの時確信は、ついては、居たこの人は、Ωの中でも特殊だって

ｸﾞｲｯ