求められた貴女

ふっかは“普段のお礼”として

私にネックレスを買ってくれた。

金色の小さい鎖のようなものが連なった

鮮やかだけどシンプルなネックレス

私が戻るまでの間、Snow Magicお揃いで買ったものらしい

ｺﾝｺﾝｯ

マジーはニヤリと笑った

マジーは部屋の奥を指差した。

地面に横たわった人の姿がみえた。

ここに放り込まれて何年も経過しているような…… そんな感じだ

マジーは私たちの背中を押して、部屋を出てしまった。

掃除と言っても、比較的綺麗で、強いて言えば床や壁を拭くだけ。

さっきの横たわった人の方から声が聞こえた

その人は髪が伸び切っており、ゴワゴワ…というかガサガサ？

服もボロボロで、地面には誰かと争った形跡があった。

「パーミャ って知ってるか？」

マニプリーさんは悲しそうな顔をした

マニプリーさんは起き上がり

古いカバンを引っ張り出した

マニプリーさんは一冊の厚い本を取り出した

私とふっかは顔を見合わせた

私は地下室の壁を指差した

実は

クオーレとの裏切りテスト終了後

しばらく歩くと、綺麗なドアを見つけた

その部屋はものすごく綺麗で

地下室にあるのがもったいなかった。

マニプリーさんはゆっくりと立ち上がった。

マニプリーさんはゆっくりと歩き

部屋を出た