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コメント
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なんで、なんでこんなことに…
なんで俺やの
あの時言われた言葉を反芻する
思い出したくもないんに
また、あの言葉が蘇る
耳の奥底にこびりついて離れない
佐久間大介
向井康二
深澤辰哉
俺1人やった楽屋はもう7人が揃ってた
どうやら、俺は寝てたらしい
鏡に映った俺は寝癖で髪がボサボサだった
向井康二
ラウール
向井康二
阿部亮平
目黒蓮
向井康二
みんな、本気で俺を心配する
向井康二
深澤辰哉
"なんともない"…か
問題ありまくりやのに
今まで散々みんなに頼ってきてこの事すらも言えない
みんなが、離れていくのが怖くて
まだ、この手を、離したくなくて
やから、もう、死ぬまで
死ぬまでみんなには話さへん
死んだら、なんも感じひんから
ええよな？それで
向井康二
目黒蓮
向井康二
佐久間大介
向井康二
佐久間大介
渡辺翔太
宮舘涼太
向井康二
佐久間大介
向井康二
渡辺翔太
岩本照
阿部亮平
ラウール
佐久間大介
深澤辰哉
向井康二
深澤辰哉
向井康二
スタッフ
阿部亮平
スタッフ
SnowMan
向井康二
深澤辰哉
深澤辰哉
向井康二
深澤辰哉
ふっかさんに頭を軽く撫でられる
佐久間大介
向井康二
深澤辰哉
阿部亮平
スタッフ
SnowMan
今日はライブ初日
やから、スタッフさんもSnowManもやけに力が入っている
位置につくと床が上へ上がる
曲のイントロを聞こうと耳を澄ました途端、
色とりどりのペンライトが視界を明るく照らした
最初の曲が流れ、メンバーの声も聞こえ始める
そこからは、嫌なことなんか全部忘れてライブに没頭した
あぁ、やって来てしまった
この世で、1番嫌いな場所
消毒液の匂いが充満しとる
そして、幾度となく顔を合わせた人
医者
向井康二
医者
向井康二
医者
向井康二
医者
向井康二
医者
ここで、少しの沈黙が落とされる
これも、お決まり
お決まりの会話にお決まりの沈黙
医者
なんで
なんで医者がそれを知っとるん？
向井康二
医者
向井康二
自分でも驚くほど、低く、鋭い声が出た
医者
医者
向井康二
向井康二
向井康二
向井康二
向井康二
向井康二
向井康二
自分でも、酷い言葉を言っているのが分かる
でも、抑えきれんかった
"怒り"と"やるせなさ"が
医者
医者
医者
医者
医者
向井康二
向井康二
"死"を意味する
向井康二
向井康二
向井康二
深く深く、頭を下げた
医者
医者
向井康二
医者
向井康二
ズルいけど
やけど、みんなの笑顔が残ったまま、死にたい
医者
分かってないやろ、絶対
"医者"なんてものは、自分の正しさを押し付ける
患者の気持ちわからん癖にわかった気になって
そういうの、
向井康二
ボソリと呟いた言葉は真っ白な部屋に吸い込まれた
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