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つぼみ

叶夢?

叶夢

つぼみがここにいなきゃいけないなら私もここにいます

さっきまでみんなに対して怯えていたのに今ははっきり目を見てそう言い切る

伊黒さん

何を言ってるんだ

怪訝そうに叶夢をみる伊黒さんを負けじと睨み返す叶夢

でもなんで叶夢がここにいてはいけないんだろう

私たちはちゃんと柱という階級を持っているのに

叶夢もここにいる人たちが柱だとわかっている

…もしかして私たちの事を聞いていないって可能性もあるんじゃないの?

御館様には柱合会議で顔合わせ的なことを言われてたから私は知っていても彼らは私たちが柱だということに気づいてない

つぼみ

…なるほど、そういうことかぁ

叶夢

つぼみどうしたの?

つぼみ

うんん、気にしないで

不死川さん

おいおい、なんだかおもしろいことになってるな

そんな声と主に禰豆子ちゃんの入っている箱を持ってこちらに歩いて来る人

不死川さん

鬼を連れてるばか隊員ってのはそいつかい?

不死川さん

一体全体どういうつもりだい?

隠しの人

困ります、不死川様

隠しの人

どうか箱を手離してくださいませ

慌てたようにやってきた隠しの人とは対照的に静かにでも怒っているようなしのぶちゃん

しのぶちゃん

不死川さん、勝手なことしないでもらえますか?

でもしのぶちゃんの言葉を無視して不死川さんは言葉をつづける

私はなんだか嫌な予感がして

不死川さん

鬼が一緒に俺たちを戦うなんてそんなことできるわけないんだよ

不死川さん

ばかが!

彼が刀を抜こうとした瞬間にそばに落ちていた石を思いっきり投げつける

炭治郎くん

禰豆子!

叶夢

つぼみ!?

不死川さん

誰だお前

つぼみ

禰豆子ちゃんを傷つけるなんて絶対に許さない

不死川さん

ああ、なるほどなぁ

不死川さん

冨岡と一緒に隊立違反したってのはお前さんか

悪そうな笑顔でこちらに近づいてくる不死川さん

つぼみ

たとえ違反でも何かしらの理由がるとは思わないんですか?

不死川さん

んなもんしらねーよ

まぁ確かに違反は違反だから私が悪いんだけどさ

つぼみ

禰豆子ちゃんの箱から手を離してください!

不死川さん

はっだったら俺から奪って見せろよ!

完全になめられている

それにイラっときて私は刀をさやから抜かずに構える

叶夢

つぼみやめなよ!

叶夢

こんなことしたら本当に大変なことになるよ!

つぼみ

叶夢ごめん、でも私これだけは黙ってみてらんない

冨岡さん

やめろ!もうすぐ御館様がお見えになるんだぞ!

つぼみ

星の呼吸 壱ノ型 彗星の舞

私の攻撃をよけようとして後ろにさがった不死川さんの後ろに素早く回って手刀を入れる

不死川さん

くっ…

そのまま不死川さんは倒れこんでしまった

つぼみ

あ、強くやりすぎたかな

しのぶちゃん

あら

蜜璃ちゃん

ふふっ

蜜璃ちゃん

すみません…

とりあえず禰豆子ちゃんの入った箱を持つ

つぼみ

話も聞かずに禰豆子ちゃんのこと傷つけるようなことをするなんて

つぼみ

あなた柱失格なんじゃないですか?!

つぼみ

何でもかんでも鬼を殺せばいいってものじゃないでしょう!?

不死川さん

てめぇ、ただの小娘の癖に

不死川さん

ぶっ殺してやる

黒髪の子&白髪の子

御館様のおなりです

その言葉とともにこの場にいるみんなが片膝をつく

御館様

よく来たね。私のかわいい子供たち

一歩、また一歩と支えられながら歩いて来る

その瞬間私と 叶夢、炭治郎くん以外の全員膝をついている

不死川さんの近くにいた炭治郎くんも抑えられ頭を下げていた

叶夢

私達もそうした方がいいかも

つぼみ

うん、

御館様

おはよう皆

御館様

今日はとてもいい天気だね

御館様

空は青いのかな?

御館様

顔ぶれが変わらず半年に1度の

御館様

柱合会議を迎えられたこと

御館様

嬉しく思うよ

私と叶夢があった時よりも病が進行している

痛々しい顔の御館様

不死川さん

御館様にしても御創建で何よりです

不死川さん

益々のご多幸をお祈り申し上げます

御館様

ありがとう実弥

叶夢

あの人、敬語使えたんだ…

つぼみ

しーっ!

叶夢を静かにさせてとりあえず様子を伺う

不死川さん

畏れながら柱合会議の前にこの竈門炭治郎なる鬼を連れた隊士について

不死川さん

ご説明頂きたく存じますが、よろしいでしょうか

御館様

そうだね

御館様

驚かせてしまってすまなかった

御館様

炭治郎と禰豆子の事は私が容認していた

御館様

そしてみんなにも認めて欲しいと思ってるよ

えっ、と驚くように顔を上げるみなさん

それはもちろん叶夢も例外ではなく、信じられないという表情がもろ出ている

だけど

私の頭の中はそれどころじゃなかった

だってだって、ここはあの漫画のシーンの1部なのだから

顔には出さないようにしてたけどやっぱり嬉しい

そんなことろにこの私が居れるなんて、全世界の人々に自慢したいくらい

不死川さん

竈門、冨岡、そしてここにいる女の隊士の処罰を願います

私の事を言われてる気がして脳内トリップから帰還する

御館様

……では手紙を

ちょ、ちょっとまって私なんて時にトリップしてんのよ!

せっかくみんなが話してた時なのに…!

ばかばか!

そんな時ふと親友の言ってたことを思い出した

"ねぇ、知ってる?実は不死川さんってね、稀血なんだって!"

稀血ってなんだっけ……

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