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それいけ！我々軍

第80話 - 燃ゆる炎は絶やさない⑪

1,011

2023年04月16日

#我々だ

#wrwrd

#wrwrd!

#軍パロ

#男主

よ

クロノア率いるPKST団は軍とは違い、人助けを中心に活動している集団だ。

老人の道案内から国家への協力まで、幅広い人助けを行う。

その実力は確かなもので、4人の連携が光る。

らっだぁ

来て早々真面目な話で悪いけど、Kのこと知ってるんだよね?

しにがみ

うん、でも色々調べたけど全然情報が集まんなかったんですよ。
やっぱり慎重というか…

しにがみ

それでも確かなのはホムラさんを狙ってることです。
理由は全然分からないけど、実力とかその容姿とか、あとその頭脳も考慮に入れたらまあそりゃ、、って感じですね。

ホムラ

しにさんたちはなんでKのこと追ってるんです?
なんかされたとか?

ぺいんと

あぁ、別にそんなことは無いんだけど、どこの組織に行っても必ずその名前が出てくるからね。
気になっていろいろ調べてたの。

ぺいんと

まさかここに繋がるとは思わなかったけどね。

ぺいんと

んで、ホムラさんは今は絶対に大人しくしてなきゃダメだと思う。
ずっとって訳じゃなくて、色んな計画立てて準備ができるまでは、下手に動いて向こうの思う壷だったらダメだからさ。

ホムラ

そうだよな…
でもさ、やっぱちょっと焦っちゃうなぁ…

ホムラ

今もあいつらは洗脳されたままで、本来のアイツらがいないんだ。
時間が経ってそのままだったらどうしよう、とか考えちゃうよね。

ホムラ

そんなことは絶対にないって信じてはいるけど、、、

トラゾー

…俺行ってみようか?

らっだぁ

え、どゆこと?

トラゾー

俺鬱先生と仲良いし、ちょうどいい武器手に入ってさ。
それ私に行くついでに様子見てくるけど。

クロノア

トラゾー行くなら俺も行くよ。
危ないし。

らっだぁ

うーむ、まあそれでも少しでも様子がわかるならいいか?

ホムラ

トラゾーって鬱と仲良かったんだ。

トラゾー

そうそう、前困ってたの助けてそこから仲良くなったんだよね。
今までも結構会って武器交換したりしたけど、いっつもホムラがいなかったからあいさつできなかったんだよな。

ホムラ

そっか、、
もし怪しまれないんだったらお願いしたいな。
無事かどうか気になるし。

らっだぁ

でも気をつけてね。
向こうは頭回る人ばっかりだから、危ないと思ったらすぐ帰ってきて。

クロノア

わかった。
とりあえず事前にアポ取ってから行こうか。

トラゾー

そうですね。
じゃあ早速聞いてみます。

トラゾー、クロノアが我々軍の拠点に向かう当日

クロノア

じゃあ行ってくるから、こっちは頼んだよぺいんと。

ぺいんと

任せろ!
色々作戦練っとくね。

トラゾー

ホムラも安心しろよ、ちゃんとみんなの確認するから。

ホムラ

うん…

ホムラ

あのさ、一緒に行っちゃダメ?

しにがみ

え、何言ってんすか!?
絶対だめでしょ!

ホムラ

遠くから見るだけでもいいんだよ!
俺は離れてるところでも見えるから…。
この目で確認したくて…

ホムラ

いや、ごめん忘れてくれ……。

らっだぁ

…まぁ、ほんとに遠くからスコープで覗けばいいんじゃない?
このまま行かないでもお前落ち着かないだろうし。

ホムラ

らっだぁ…

らっだぁ

お前がいちばん苦しいのは分かってっから。
俺も途中まで一緒に行ってホムラの監視するわ。

トラゾー

俺らはその後鬱先生とコネシマさんと飯食いに行くから、少なくともその二人は見れると思うよ。

クロノア

じゃあそろそろでないとだね。
しにがみくんとぺいんとは皆にこのこと伝えてといて。

ぺいんと

おっけー!
ホムラさん、気をつけてな?

ホムラ

みんなありがとう。
わがままに付き合ってもらって申し訳ない。

らっだぁ

あやまることないよ。
俺だって運営のみんなが同じようになったらお前と同じことしてたと思う。

トラゾー

俺達も絶対そうっすよね。

クロノア

そりゃね。
大事な仲間だから。

そしてトラゾーとクロノアは我々軍も拠点に到着。ホムラとらっだぁは遠くで見ている。

トラゾー

おーい、大先生?

大先生

お、トラゾーさん!
クロノアさんもお久しぶりっすね!

クロノア

ほんとだよね、忙しかったからしょうがないけど。

大先生

皆さんおかわりないっすか?
ぺんさんとかしにーは今日はいないんすね。

クロノア

うん、あの二人は書類仕事溜めてるから。
今日は1日机に張り付いてるよ。

大先生

ははは、そのつらさわかるっすわ……。

トラゾー

あ、はいこれ、今回氏入れたヤツ。

トラゾー

これめっちゃかっこよくないっすか?
この綺麗な銃身とこの見た目ではほとんどありえないくらいの軽さ!

大先生

うわっ、めっちゃかっけえ!
これうちのメンバー似合いそうやなぁ!

トラゾー

そういやホムラは今日いるんすか?
久しぶりに会いたいな。

大先生

あー、あいつはいないっす。
何人か任務出てるんでフルメンバーはいないすけど、、
上がっていきます?

クロノア

え、いいんですか?
忙しくないならぜひ!

大先生

おっけーっす、じゃあ行きましょうか！
ちょっと落ち着いたら飯行きましょ!

トラゾー

いいっすねぇ!
じゃ、おじゃましまーす!

クロノア

(よし、上手く潜入できたぞ…。
あとはみんなの安否確認と内部の状況をできるだけ把握しよう。)

一方ホムラとらっだぁ

ホムラ

……鬱だ。

らっだぁ

どれどれ?
あ、ほんとじゃん。
良かったな、ちゃんといつも通りって感じ。

ホムラ

はぁ…あれを見ると普通に帰っても何もされないんじゃないかって錯覚するよ……。

ホムラ

トラゾーとクロノアさんが入れたってことはほかのみんなも無事なんだろうな。

ホムラ

…会いたいな。

らっだぁ

…ホムラ、お前本当にあいつらのことが大事なんだんな。

ホムラ

…俺の命よりも。

その後、全員の姿を確認して無事に帰宅した。トラゾーとクロノアは聞き出した情報を共有し、計画を立て始めている。

ホムラはと言うと、帰るなり少し安心したのか部屋で眠っていた。いままで張り詰めていた糸が少し緩んだようだ。

ピコン

ホムラ

ん……?

スマホの通知音で目が覚め、寝ぼけ眼で内容を確認した。

ホムラ

……え、

メールの内容はこうだ。

上手く逃げたねホムラくん。お分かりの通り、君の仲間を洗脳させてもらった。ゾムくんを洗脳できなかったのは痛手だったけどね。彼は君と同じくらいの戦闘力を持っていると聞いてるから。そして、頭が回るヤツがこちら側に残っていたみたいだよ。シャオロンくんは本当に心が強い。だけどその強さと正義感が仇となったね。今は僕が捕えられていたところにいる。写真も添付してるから確認してくれ。君がこちらに来てくれたらシャオロンくんは傷をこれ以上負うことはない。まあ君と一緒に閉じ込めてはおくけどね。そして、君が逃げ込んだであろうらっだぁ達にも危害を加えることは誓ってしない。これは君にとっていい話だと思うよ。もしこれに従わなければ、全面戦争だ。多分一般市民も巻き込んでの大規模なものになるだろう。もし来てくれるのであれば、君が育ったあの施設があったところで、明日の深夜2時に待ってるよ。これを誰かに言って大勢で来ようとしても無駄だよ。全部わかってるからね。蜘蛛岡

添付された写真には、傷だらけでぐったりしたシャオロンが写っていた。

ホムラ

シャオロン…!

ホムラ

…行かなきゃ。

作者

大変お待たせ致しました、作者です。