──君にだけ
君を想って
これを書いた───
☆*:Skymoon🌙story
柚希
ねぇー、あとどれぐらいで着く?
母
うーん、あと四十分位?
柚希
えー…
春休みの、家族旅行。
目的地まで、あと四十分。
柚希
(……ルミナス、なんかあるかなー……
ぱっ、と思い立って、そのアプリを開いた
柚希
(……そらまふ、か…
柚希
(どんな投稿があるんだろ。
最近よく聴くアーティストの名前
その二人で、お話を書いている人がいた
柚希
(……ゆゆ、さん…?
色んな「そらまふ」の投稿を見ていく内に、お気に入りの投稿者に出会った
柚希
(フォローしてみよ……
ポンッ
しばらくすると、「ゆゆさん」からフォローされた
柚希
えっ?!
母
ん?何?どうした?
柚希
…いや、なんでもない……
思わず取り乱してしまった
柚希
(フォロー返されるんだ……
柚希
(なんか……嬉しい…?笑
それから数日間、私は「ゆゆさん」の投稿を見まくった。
フォロワーも多くて、楽しくて見やすい。
柚希
(話したりしてみたいなぁ…
柚希
(まぁ、私なんてフォローしてるだけで覚えてもらってないだろうけど。
ポンッ
今日も、「ゆゆさん」からの投稿の通知がきた
柚希
(今度はなんだろう?
ワクワクしながら、作品を開く
柚希
(………え?…
それは、私を硬直させる一文字だった