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つづき
霧川 莉緒
霧川 莉緒
霧川 莉緒
清々しい気分でリビングのドアをぶち破るも、私の他に誰も居ない。
霧川 莉緒
霧川 莉緒
そう思い、階段を登って行っ た。
霧川 莉緒
霧川 莉緒
意を決して扉の前に立ち、ドアを軽く二回叩いてみる。
返事無し。
なら名前を呼んでみよう。
霧川 莉緒
返事無し。
姉ちゃん泣くぞ。
霧川 莉緒
死んだんかってくらい静まり返った部屋。
え、殺されてないよね?
不安を抱えつつも一つ隣の扉へ行き、ドアを叩いてみる。
霧川 莉緒
またもや返事無し。
こやつも殺されたか。
骨くらいは拾ってやろう。
うんうん。
霧川 莉緒
これ以上声掛けたら怒られそうなので次へ行く。
いるまくんこわいもん。
気を取り直して一つ隣へ行き、ドアを以下略
霧川 莉緒
やはり無言。
やべーって今んとこ三人死亡してるって。
あの子達は良い奴だったよ泣
そんなことを考えていると、先程まで無言だったドアがガチャリと開き、
みこと
みことくんが明らかなるダル着で出てきた。
いやきまず。
出てきてくれたのは嬉しいけれども。
やめてそんな曇りなき眼でこっちを見ないで
みこと
みこと
霧川 莉緒
霧川 莉緒
霧川 莉緒
それにしても鎖骨が出過ぎている。
おいおいなんだよ兄ちゃん(弟)
私をそれで殺そうってかい?
はっはっは☆
ほんとに殺されるんだが???
え?色気出すぎね?
隠しなさいよ少しは。
みこと
みこと
霧川 莉緒
霧川 莉緒
みこと
みこと
霧川 莉緒
みこと
みこと
霧川 莉緒
霧川 莉緒
みこと
この子ってばほんとにもう...!!
霧川 莉緒
みこと
霧川 莉緒
霧川 莉緒
このこのー!と男子高校生がよくやってる肘で友達どつくあれをやってみると、みことくんの表情が少しだけ緩んだ。
みこと
みこと
みこと
霧川 莉緒
霧川 莉緒
霧川 莉緒
みこと
みこと
みこと
霧川 莉緒
霧川 莉緒
みこと
みこと
霧川 莉緒
みことくんからアイドルスマイルを向けられながら、扉は閉まっていった。
霧川 莉緒
まず最初に思ったこと。
ばりええ子やんなんなん??
霧川 莉緒
あんな子が存在してるなんて聞いてない!!
惚れる!惚れてまう!!
霧川 莉緒
気を取り直して。
一番階段側のこさめくんの扉の前へ移動し、ドアを叩いてみた。
霧川 莉緒
こさめ
いるま
あーら随分イケボになっちゃってー((
いや違うでしょ。うん。
この低めの声はいるまくんだ。
そして奥から微かに聞こえるお母さんのような「よしよし」の声はらんくんか()
どうやら二人はこさめくんの部屋に居るらしい。
霧川 莉緒
霧川 莉緒
霧川 莉緒
いるま
いるま
返事がそっけねぇ。
姉ちゃん泣くぞ(二回目)
霧川 莉緒
霧川 莉緒
張り切ったように大きな声で言うと、こさめくんが返事をくれた。
こさめ
霧川 莉緒
毎回思うけどこさめくん声きゃわちいんだよなぁ...
癒しだ(
いるま
いるま
やべぇ一番聞かれたくないこと聞かれた。
理由決めてないけど、とりま適当に話すか(
霧川 莉緒
霧川 莉緒
まぁ、しらんけど(
いるま
霧川 莉緒
霧川 莉緒
霧川 莉緒
いるま
霧川 莉緒
霧川 莉緒
霧川 莉緒
霧川 莉緒
これは全部事実。
莉紗はきゃわいくて優しくて天使な自慢の可愛い可愛い妹なのです(
彼女はあくまで ツンデレなのです
霧川 莉緒
霧川 莉緒
いるま
逃げるが勝ちってもんよ!
じゃーな!!
この後階段から落ちました☆
長くてごめんね