司
鍵とにらめっこし始めて、早10分が経とうとしていた。
司
あれから鍵に触れても、あの悲鳴は一切聞こえてこない。
司
司
司
「君の精神が保たない」
司
司
司
司
えむ
司
えむ
ジェットコースター
司
えむ
司
えむ
司
えむ
司
えむ
司
司
えむ
司
えむ
司
えむ
司
お化け役
お化け役
司
お化け役
えむ
司
えむ
司
司
お化け役
司
お化け役
えむ
司
えむ
司
えむ
司
司
えむ
司
司
えむ
えむ
司
えむ
司
司
司
司
司
次の瞬間、俺の頭に流れ込んできたのは、紫色の花畑だった。
カランカラン
司
司
司
司
司
司
司
司
司
目の前には綺麗な紫の花が咲き乱れている。
遠くに、3人の人影が見えた。
今回は憑依じゃない。まるで映画を見ているような感覚だ。
その親子は魔法使いだった。
__
母
父
3人は森の奥深くで静かに暮らしていた。
__
母
父
__
父
母
__
父
母
父
__
父
__
父
__
父
母
父
母
父
母
__
母
父
母
父
__
母
__
父
父
__
父
__
父
父
父はそこで言葉を詰まらせた
けれど、子供はとても聡明だった
__
父
父
__
父
__
父
父
__
父
父
__
父
父
__
父
__
父
__
父
父
父
__
父
__
父
母
__
母
父
母
母
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父
父
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__
母
父
__
父
__
父
__
母
__
父
__
父
父
母
__
魔法使いは心臓を壊さない限りし死なない。
半永久的に生きる人間だ。
ある日、平和だった日常は簡単に崩れた。
いつも通り夕食を食べるところだった。
母
父
__
__
母
母
父
__
母
父
父
ドパパパパパ
__
母
父
母
父
__
父
母
父
母
__
母
父
__
父
__
父
店員
__
父
父
__
父
__
父
__
父
店員
父
店員
父
父親は2人の記憶の一部を魔法で消し去った
父
ガチャン
時空の狭間の扉に鍵を掛けた
父
母
父
父
母
父
そういって父親は鍵を飲み込んだ。
父
バンバンッ
父
母
兵士
兵士に取り囲まれた
父
母
父
母
父
母
兵士
兵士
父
母
父
そこからは……言うまでもなかった。
兵士
父
母
2人の大魔法使いによって、兵士達はいとも簡単に眠らされてしまった。
母
父
母
母
父
兵士
父
兵士
母
兵士
兵士
父
父
兵士
母
兵士
父
兵士
母
父
父
母
父
母
母
父
父
兵士
その魔法使いはとても心優しかった
その優しさに反して、結末は悲惨なものだった。
「________!!!!」
耳を塞ぎたくなるような悲痛な叫び声が国中に響き渡った。
国民
国民
国民
心優しい2人の大魔法使いは
両手両足を切断した上、目、耳を潰して視覚、聴覚を奪われ、生きたまま焼かれた。
「______!!!」
それでも死ぬ事が出来ない。心臓は無事だから。
このまま心臓が燃やされ尽くすまで、苦しみ続ける。
国民
国民
何も知らない国民達は、
燃え上がる炎に安堵した。
何百年も経って、いつしか国は滅び、広間は川になった。
父親と母親の遺体はいつしか土になった。
そして、川を流れ、海を渡り、
巡り巡って、ある公園まで辿り着いた。
随分古くなっていたが、魔法のせいか形は綺麗なままだった。
それを、人間が拾う。
司
司
司
鍵は自然と、骨董屋へ向かった。
そう、元店主が託した子供に会うために。
司
司
一瞬、とてつもない光に目を瞑った
司
目を開けると、店主が立ち尽くしていた。
司
類
類
俺はまだ夢を見ているような感覚だった。
あまりに膨大な物語に疲れてしまったのだろうか?
立ってるのもままならず、俺はその場で崩れこんだ。
ありがとう、司くん
妹さんの寿命60年分の代金、確かに頂いたよ。
さよならだ。
司
司
母
司
母
司
母
母
司
今までの事が、全部?
司
母
母
司
母
母
司
母
司
母の話は本当だった。
咲希の体を蝕んでいた腫瘍は跡形もなく消え去ったそうだ。
司
司
「わっ、ちょ!走るなって!」
「でもでも!司くんが倒れたんだよ!」
「わーってるけど病院では静かに…!!」
えむ
司
彰人
司
母
えむ
彰人
司
司
彰人
彰人
冬弥
司
母
母
司
司
冬弥
司
冬弥
冬弥
司
司
冬弥
司
司
冬弥
司
冬弥
司
冬弥
司
彰人
司
えむ
司
彰人
司
彰人
えむ
司
えむ
司
えむ
彰人
司
彰人
冬弥
司
彰人
司
司
えむ
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コメント
10件
結構大事な話だと思うのでブクマします!!!失礼!!!!!🙇♀🙇♀🙇♀🙇♀ 別に類は機械とかじゃなくて、両親がいて、ちゃんと生きてたんだね… 司が住んでる人間界も、昔は酷かったのか🥲 あかまるって、物語の魅せ方ほんと上手いよな…尊敬🙌
すげぇ…ゾッとしました‥(いい意味で) 伏線回収やば…どうやったらそんな天才的な物語が作れるんだ…