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夜否

こんにちはぁ主ですぅ

夜否

いつもはこの導入?的なやつがめんどくさくてやってなかったんですけどー

夜否

なんか急にやろうと思ったのでやります

夜否

今回は、ロゼ一行が王に『最奥収容囚人の特別釈放』について進言するお話しです

夜否

じゃあどぞ

夜否

ごー

コツ、コツ、コツ、コツ・・・

衛兵

この先が、王のいらっしゃっる謁見の間です

ロゼ

・・・・そう

ロゼ

(この衛兵・・・なんか違和感が)

ロゼ

(さっきだって、聖女を"殿"と呼んだ)

ロゼ

(殿と呼ばれるのはいいが、その後私と同じ敬称で臣下を呼んだ)

臣下1

・・・・・(この衛兵はさっき、わたしたちどちらにも"殿"と)

ロゼ

ボソ ・・・舐められているわね

ロゼ

(本来は聖女って王と同じ位なのだけど、まぁいいわ)

コツ、コツ、コツ、コツ・・・

ロゼ

だだっ広い空間・・・ここが謁見の間?

衛兵

止まってないで、早くお入りくださいませんかね

ロゼ

・・・あら、ごめんなさい

臣下1

・・・聖女殿下・・・

ロゼ

ふふ・・・

ロゼ

聖女就任式ぶりですわね、国王陛下

国王

・・・誰に口を聞いている

ロゼ

貴方ですわ。聞いてませんの?お話があってお伺いしたのですわ

国王

聖女が国王に、そのような口調でいいとでも?

ロゼ

・・・いやですわ、国王陛下。お勉強なさってませんの?・・・ニコッ

ロゼ

王と聖女は同じ位ですわよ

ロゼ

それに、私と貴方は歳が近いですわ

国王

そうだとしてもだ。・・・立場をわきまえたまえ

ロゼ

私の・・・一個"下"でしょう?

国王

我が・・・貴様の下だと?

ロゼ

お話が通じないの?年齢の話よ

臣下1

・・・(ロゼ様〜、あんまりヒヤヒヤさせないでください〜!!)

国王

フン・・・

国王

何を言いにきた?さっさと言え。そして帰れ

ロゼ

あら、なんと冷たいお言葉・・・

ロゼ

でもそうですわね、私も早く帰りたいですわ

国王

・・・だから、何の用だと聞いている!

ロゼ

・・・聖祭での城下牢最奥の囚人の特別釈放を許して。

国王

ピク

国王

城下牢・・・最奥の囚人を特別釈放だと!?

ロゼ

ええ。"私主催"の聖祭で

国王

ならん!そんなことか。気色が悪い、帰れ!

衛兵

・・・じゃ、そういうことなんで、聖女殿。帰ってもらっていいですか

臣下1

くっ・・・(やはり難解か)

ロゼ

あら?衛兵・・・

ロゼ

貴方私を誰だと思って口を開いているのかしら・・・?

ロゼ

引っ込んでいなさい?私は王と話しているのよ

衛兵

あ?・・・はぁ、そっすか

ロゼ

(態度の悪い衛兵ね・・・!不躾な)

国王

なんと言おうとだめだ!あそこは釈放しない

ロゼ

なぜです?国王

ロゼ

そんなに大事にしまっておきたいんですの?

国王

あそこは国の裏切り者がいる!!許すわけないだろ!!

ロゼ

ふふ。・・・やはり、シャロア元第一王女ですわね?

国王

なっ・・・!その名前をだすな!穢らわしい!

ロゼ

(やっぱり・・・!!)

ロゼ

(あの2人は優秀だ。だから怖いんだろう。わずか16歳の国王は・・・!!)

ロゼ

(それにしてもシャロア様が穢らわしいなんて重罪だな)

ロゼ

なんて、滑稽でしょうね。その怯え

国王

無礼な・・・!牢に放り込まれたいか

ロゼ

できませんわよ、私は聖女ですもの

国王

貴様のようなのが聖女のわけないだろう!・・・・くっ

国王

あーうるさいうるさい!

国王

最奥など好きにしろ!ただし我は祭りに参加せぬぞ!

ロゼ

ええ、こちらこそ。

ロゼ

参加してくれなくて結構ですわ♡

国王

ぐぬぬ・・・!

ロゼ

じゃあ、最奥は好きにさせていただきますわ

臣下1

聖女殿下・・・!

ロゼ

私達は用済みだから、帰りますわ

ロゼ

さようなら衛兵。すぐ帰ってあげますわよ

衛兵

・・・・

国王

おい、衛兵

衛兵

はっ

国王

ーーー、ーーーー。

衛兵

ーー。ーーーー。

ロゼ

(なにか話している・・・)

ロゼ

(ちょっとやりすぎたわね。反省)

ロゼ

(王とあの衛兵・・・警戒しておくに越したことはないわね)

ロゼ

ふう、疲れた。早く帰りますわよ、臣下

臣下1

はい・・・!

悪役聖女の、名と共に

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