テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
きらくる
249
たつうりなお 推し
144
73,390
ゆあん
ゆあん
唐突にそんな事を言い出した🐔を
たっぷり10秒
凝視する。
なおきり
なおきり
ゆあん
ゆあん
🐔が浮気を...?
出会って10年以上。
付き合ってから少し。
一途にあとを着いてくる 仔犬のようなこの恋人が
浮気をするという想像が持てずに
🌷は黙り込んでしまった。
ゆあん
ゆあん
ゆあん
「ちょっとした雑談だったのに」
なんて
残念そうな🐔の言葉を 何処か遠くに聞きながら
モヤモヤとした感情を
拭いきれずにいた。
2人の休みが交わる前夜
体を重ねる。
例に漏れずして
今夜もその日で。
散々泣いて くたくたになっている🐔を
キスで宥めすかして 丁寧に抱いた。
ゆあん
ゆあん
舌足らずで
か細い声でそう言う 🐔の首から上は真っ赤だった。
なおきり
腕の中に閉じ込めたまま
潤んだ瞳を見つめていた。
『俺が浮気したらどうする?』
不意に昼間の会話が フラッシュバックした。
その声を思い出して
ほぼ無意識に🐔の首に手をかけた。
ゆあん
予想していなかった🌷の行動に
鼻にかかった 艶めかしい声が小さく漏れた。
腹に納めていた欲が
形を取り戻していることに 気がついた🐔が
身を捩るのを片手で制す。
なおきり
なおきり
その発言に
思わず目を丸くした。
昼の会話が もしかしたら
押してはいけない🌷のスイッチを 押してしまったかもしれない。
そんな、どこで?
半ば融けかけた頭で必死に考える。
その間にも
『浮気相手は どんな手を使ってでも殺して棄てる。 生かしておく理由はない。』
なんて
物騒な事を ボソボソと呟いていたから
更に驚く。
予測出来ない手の動きに
小さく息を漏らす🐔を 見下ろしながら
🌷が口を開く。
なおきり
なおきり
ゆあん
なおきり
なおきり
なおきり
なおきり
首にかかる手の力は
弱まるどころか 寧ろどんどん絞められていく。
じわじわと絞まる頸動脈と
今までぶつけられなかった 🌷の独占欲に
目眩がした。
ゆあん
ゆあん
なおきり
そんな風に話す🌷の顔は
今までで1番
物騒な顔をしていた。
なおきり
こちらを見た🌷と
パチッと目があった。
なおきり
そう言いながら ふ、と表情を緩めた。
世界に🐔と🌷しか 居ないような錯覚を覚えて
身震いした。
ゆあん
この
背筋を駆け巡るゾクゾクした感覚は
確かな喜びだった。
手が離された事で
一気に酸素が流れ込む。
同時に
腹の奥を突かれて視界が白む。
プツッ
と音を立てて切れたのは
きっと理性の糸だ。
翌朝
ん、と咳払いをしようとした所で
自分の声が 全く出ない事に気がついた。
ゆあん
重たい腰を支えて起き上がり 赤黒く変色した痣を見つめる。
寝室に鏡は無いから
窓に薄らぼんやりと映る姿から
散らされた赤い華を数える。
そうしていると
遠くから パタパタと走ってくる音がして
勢いよく寝室のドアが開いた。
部屋に入るなり
しおしおと🐔の眠るベッドの下に 膝をついた。
なおきり
なおきり
ゆあん
ゆあん
なおきり
ゆあん
ゆあん
図星だったのか
ぐ、と言葉に詰まった様子が
さっきの姿と打って変わって可愛くて
微かに笑った。
その様子が気に食わなかったのか
少し拗ねた様子の🌷に
耳打ちするように囁く。
ゆあん
コメント
2件
ヤバぁっ.....✨️✨️こういうの大好きです💕 no彡がya桾のこと愛してるからこそ出来ることなのかなぁ.... 次のお話待ってますっ!!
軽い雑談から始まったのに、最後は「お前を♡♡♡て俺も死ぬ」っていう物騒な独占欲に着地するところがもう…🌷のスイッチ入った瞬間の豹変っぷりと、それにゾクゾクしちゃう🐔の反応、最高の化学反応だわ。翌朝しおしお謝る🌷と「たまになら」って許す🐔のギャップにもやられた。関係性の深度がじわじわ伝わってくるエピソードだった🔥