光り輝く5年生

私の名前はゆうな

小学校に通っています

ちなみに5年生

私はクラスでほとんど話しません

いや

話せません

私は障害者だからです

生まれつき脳に異常があり

あまり上手く話せないのです

当然私は話せないので

ずっと黙っています

当然いじめられるのも日常茶飯事

でも

そんな私に

ある人が現れたのです

ガラッ

それはクラスの超絶ヤンキー

だいきくんです

急でびっくりしたけど

どうしちゃったんだろだいきくん

昼休み

今日はクラス遊び

私は体も弱いので行かなかった

思わず涙がでそうになった

クラスメイトで言葉を理解してくれたのが

はじめてだった

ここで思った

だいきくんは

ヤンキーだけど

ヤンキーじゃない

ちゃんとした

小学5年生だ

優しくて

頭が良くて

ヤンキーなんかじゃない

そして次の日の朝

ガラッ

だいきくんの席には

花瓶が置いてあった

花はしおれて枯れている

クラスでとてつもない喧嘩が始まった

でも

私は話せない

助けられない

「なんかあったら言え」

その言葉が頭を駆け巡る

いつも

私を助けてくれただいきくん

喧嘩しないで

あなたはヤンキーなんかじゃない

やめて...

やめて！！！

その言葉で周りが静まり返った

私は心の気持ちを抑えきれなくなって

気づいたら

話せるようになっていた

カンタくんといつきくんは

校長室へいった

そう

わたしは

ストレスと恐怖で

障害者になった

「強くなれよ」

その言葉を言っただいきくんの笑顔は

忘れられません

涙溢れる小学5年生

素敵な人に

出会えました