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_はじめてあった時、目の前に天使が舞い降りたのかと思った。
癖のない、光を反射させてキラキラと輝く黄金の髪。
すべてを魅了し、吸い込んでしまいそうなくらい美しい瞳。
始めてくる場所に戸惑っているのか、はたまた年齢故の人見知りを発動しているのか_
今にも泣きだしそうなその表情にさえ、愛らしさを感じた。
でも、どこか
〝六歳も年下〟なのに手の届かないにいるかのような、
そんな特別さを感じたのは___
ウララカ 。
…そうなる気持ちも分かるよ、ものすごく。
だってこんな…
_せっかく高校生になれたのに、入学式もガイダンスもないなんて聞いてない…!
ないだけならまだしも、 個性把握テストとか聞いてない…!!!
アイザワ 。
アイザワ 。
アイザワ 。
…聞いてないんですけど……!!
_どうやら、個性把握テストは出席番号順に二人一組を作ってやるものらしい。
ヤオヨロズ 。
ユウ 。
…という訳で、ペアになったのは八百万さん。
私と同じ〝推薦組〟で、個性も凄く便利だった。
…もし、この結果が保護者に伝えられるなら__
とにかく、絶対に一位を取らないと。
ユウ 。