――天ノ弱(三話)――
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ぽつぽつと雨が降ってきた
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――自宅――
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僕がずっと前から思ってることは
浮気していないと信じていた気持ちだった
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色々な意味で、疲れた
僕のことを救ってくれるのは真夜中の深い空だった
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――朝――
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ふと横を見ても
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グガが居るはずがなかった
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そんな事考えてもグガが来るはずなんてない
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僕はなんだか浮気するグガを見て楽しくなってしまった
――街――
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一瞬頭が真っ白になった
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僕に指輪なんてくれない癖に
女の人にはあげるんだ
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頭がこんがらがってまともに話せない
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復縁という感情が両手から零れそうなほどあった
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より一層被害妄想が増えた。
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もう少し頑張ってみよう。
そういう勇気が出た
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誰にも振り回されない。まさに今の自分の"理想"だった。
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まだ自分も来たことがない所だったから
ここの事なんてびた一文知らない
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迷ったなんて言えない
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ちょっとだけグガはニヤついた
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――🐰宅――
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グガの笑っている顔をまじかで見るのは久しぶりだった
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そういうとグガはすぐに寝てしまった
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復縁という感情が一気に侵食してくる
こんな感情が綺麗なのか汚いのかが分からない
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僕は
'弱虫だ'
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この愛を誰に譲ろう
僕にはいらないんだ
その優しさも
その気遣いも
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――天ノ弱(三話)――
――END――
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