Tik Tok100人超えました!ありがとう!!
他の作品を忘れたわけじゃありませんよ?
これは時が経ってからが話として成り立つので、これを主役として進めます!
ではどぞ!
「消え去る、アイツ」
キュウ
暗い廊下を光る監視カメラを避けながら歩く
誰にもきずかれぬように、忍び足で向かう
一応地図?みたいなのはもらっている
そこに、そーとう室が記載されてた
きっとあいつはここにいるはず
順調に進み、もう少しでそーとう室?
キュウ
何かにつまずいた
???
キュウ
やばい!まさか人がいたとは…!!
這いつくばった状態で近くの花瓶に身を隠す
誰かが近づく音?が聞こえる
息を殺し、少し月明かりに照らされた廊下を見る
???
ガタッ
キュウ
声にならないように叫んだ
なぜならその声の人はダクトから出てきたのだ
急に出てきてびっくりした私は、バッと口を抑える
そして鼓動する心臓を落ち着かせる
キュウ
???
キュウ
その人が行きそうだ、安心した
???
キュウ
そう言って振り向き、私のいた花瓶のところへ顔を覗かせる
狂気に満ちた顔だった
あの人は一番敵にしちゃいけない(冷静)
キュウ
???
キュウ
そう言って声を出そうとしたその時
???
そう言ってまた、ダクトに入ると消えてった
いや怖い、緑色のパーカー着てるあの狂気に満ちた顔怖い
と、一瞬私は麻痺した
キュウ
ダクトに入った、ということはまだそこらへんにいるかもしれない、
警戒心を強めていこう
そう心に言い聞かせ、再び足を急がせる
これがきっと、そーとう室の前
キュウ
さっきの緑色のパーカーさんが来ないように、早くケリをつけよう
私とは、きっとバレていない
恐る恐る戸を開ける
すると中で、規則正しく寝息を立てるそーとう?らしき人物が寝ているのを確認できた
優しく扉を閉め
ベットに近寄る
キュウ
グルッペン
キュウ
グルッペン
キュウ
急に寝返りを打ち、私の方に顔を向ける
いや寝てはいるんだけど
なんて整った顔をしているんだ、私と違って裕福に生まれたんだろうな
過去の自分と比べながら、心を痛めている暇などなかった
早く、早く、殺してしまわないと…
ベットに乗り、そーとうの近くによる
部屋から持ってきた、母の骨に手を取る
骨の先はかなり尖っていて、凶器にできるはずだ
これで、喉を一刺し…、きっと綺麗な姿になるんでしょうね
キュウ
キュウ
聞こえないくらいの声を出し、別れを告げる
私は優しいんだ、これでも
そーとうさんにまたがり
整った綺麗な顔を直視する
その顔を歪ませてやる
そう、思い母の骨を両手で握る
それを振りかざすように、上に向ける
キュウ
私は、理性を抑えきれず、大声でそう言った
グルッペン
キュウ
彼は目をうっすら開く
それだけなのに、急にカッと目を開くと、何かを理解したように
私の手を遮るように持つ
しかし遅いんだな、これが
私の手を止めれなかった
キュウ
グルッペン
いつの間にか、私の凶器は彼のギリギリ横に突き刺さっている
そーとうの頬から血が流れていた
キュウ
嘘でしょ?さっきまで寝てたんだよ?
そんな寝起きで避けれるはずなんて……
グルッペン
苦笑いでこっちを見つめている
もう一度チャンスを与えないようにしているのか、私の手は彼に握られていた
キュウ
私は今に気づいた
自分が、儚く、浅い計画で、足りない力に気付かなかったことに
グルッペン
キュウ
なにも答えれない
頭が一瞬で真っ白に侵された
gr視点
おい、これは…どうゆうことだ?
こいつ、俺が入れてやったやつじゃないか
暗殺?この歳で?誰に雇われた
グルッペン
キュウ
しかし、あの時起きてよかった
もし眠っていたならそのまま永眠だっただろうな
クッソ、避けたつもりがかなり深く刺さったな、頬が痛い…
グルッペン
キュウ
グルッペン
キュウ
涙ぐんだ目
さっきまでの殺意が消え去り、力無い手
この子は、本当に、面白い子だ
俺が、見込んだだけあるな
キュウ視点
キュウ
次に出たのは、逃げなきゃ
嫌だ、死にたくない、殺されたくない、まだ私は、
この世界で生きたい!!!
まるで生にしがみつく醜い生物だわ
キュウ
まるで余裕を見せるように笑う
キュウ
キュウ
そう言い笑う
そーとうは驚いた顔でこちらを見る
そして私は、狼に姿を変え、手を振りほどくと
月明かりが照らされる窓に手をかける
そして振り向き
キュウ
キュウ
ニコっと笑いそのまま飛び降りる
着地を見事決め、森に逃げた
きっと彼を殺すのに足りなかったのだろう、私は
その、足りないものを埋めるに幾つもの時がかかるかわからないが、
必ず、殺してやるから、まっててね
第7話終了です
かなり進めましたねぇ
次回は、この時のグルさんの視点と、時が経った後の話です
はあああああやっとここまでこれたああああ
て事で、これからもよろしくお願いします!!