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似た者同士

離れゆく温もり

もう何も失いたくないのに

どうしたらいいの?

蒼空 アオイ

おはよう御座います~!

蒼空 アオイ

って…皆さんお揃いで
一体…何が_

私は息を呑んだ

そう 目の前にいる 少女がとても可愛かったからだ

蒼空 アオイ

えっと…ぉ…敦くん?

蒼空 アオイ

状況を説明してくれるかな?

理解が追いつかない頭を無理矢理働かせ

精一杯の言葉を口から零す

えっと…

この子は 鏡花ちゃん

泉 鏡花ちゃんです

蒼空 アオイ

泉…鏡花

赤色が印象的な和装の服は 腰あたりに黄色の帯で括られており

紺色の長髪を二つ結びにし 更には百合の花弁の髪ゴムでお洒落にしている

鏡花

…ねぇ…この人は?

鏡花と呼ばれた少女が不思議そうに敦くんに尋ねる

私の存在を_

この人は 蒼空さん

結構前から探偵社で働いてる人で、結構凄い異能力を持ってる人だよ

蒼空 アオイ

鏡花ちゃん
今日から宜しくね

鏡花

…宜しく

小さく少しだけ恥ずかしそうに呟く様子は

本当に 可愛げのある子だと改めて思った

蒼空 アオイ

取り敢えず…何か分からない事があったら…
私でもいいし 敦くんにでも聞いてね

鏡花

分かった…

蒼空 アオイ

それで…太宰?

太宰

はい

蒼空 アオイ

今日は 私と任務だっけ?

太宰

そうですね

蒼空 アオイ

…ん~…サボらないでよ?

太宰

真逆
サボる訳ないじゃないですか

蒼空 アオイ

…なら良いんだけど…

太宰

ですが…今 何故そんな事を?

蒼空 アオイ

…なんか嫌な予感がするから…

太宰

…「暴走」ですか?

蒼空 アオイ

ううん…
それもあるんだけど

蒼空 アオイ

一番 怖いのが_

薄暗い廊下が

フラッシュバックと重なりあうのは不思議だろうか?

蒼空 アオイ

…なんか
この廊下長くない?

太宰

…ん~…気の所為では?

そうだとすると恐らく この「闇」のせいだろう 私がこの廊下を長いと錯覚してしまうのは

…本当に

蒼空 アオイ

気味が悪い

太宰

…私の事ですか?

蒼空 アオイ

違うよ

蒼空 アオイ

この廊下の事

太宰

嗚呼…なるほど

そう

あの時の血濡れた記憶が

私を懲らしめる

鈴桜 リオ

御免ね

鈴桜 リオ

お姉ちゃん

廊下に撒き散らされた 赤黒い絵の具は

鉄の匂いがした

そう

目の前には 赤い絵の具に染まった

「鈴桜」が倒れていた

あの時…私は

視界が黒く塗り潰された

あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ッ!

蒼空 アオイ

太宰

…先輩

蒼空 アオイ

…ん? どうしたの

太宰

先輩は…生死の境界線って
信じますか?

本当に急すぎる質問に私は一瞬 戸惑った

蒼空 アオイ

……急だね

蒼空 アオイ

…別に信じてはないけど

蒼空 アオイ

それがどうしたの?

太宰

昔先輩が話してくれた
数年前に亡くなった先輩の妹「鈴桜」さん

太宰

その人って…本当に死んだんですか?

太宰

…それとも

先輩が殺したんですか?

蒼空 アオイ

先輩が殺したんですか?

自分の口から 発言しようと思っていなかった言葉が零れた

その時の先輩の表情は_

太宰

…ッ

本当に先輩かと疑ってしまう 狂血に塗れた狼のような瞳をしていた

蒼空 アオイ

太宰_

蒼空 アオイ

キミは_

蒼空 アオイ

一体_
何処まで知ってるのかな?

そう 今の発言が先輩の「アレ」を引き出してしまった

太宰

…別に 全てを知ってる訳ではありませんよ

蒼空 アオイ

…そうかい

蒼空 アオイ

でも_

蒼空 アオイ

軽々しくその発言をしないでくれるかな?

蒼空 アオイ

気が散るんだ

〖怒っている〗

そう確信した

蒼空 アオイ

鈴桜は……

蒼空 アオイ

闇の炎を持っていた

蒼空 アオイ

それを誰かに発火させては

蒼空 アオイ

イケナイからね

先輩は_

太宰

…そうですか

太宰

ですが 先輩_

太宰

いや

太宰

アオイさん

太宰

貴方は一体…誰なんだ?

蒼空 アオイ

…私はただの偽善者さ

蒼空 アオイ

蒼空の心から生まれた
ただの感情だ

矢張り 先輩は_何かを心に隠している?

いや_隠してしまっている?

_分からない

蒼空 アオイ

それじゃあ私は失礼するよ

すると 目の前の先輩が意識を失い

前のめりに倒れた

太宰

おっと…

私は 倒れゆく先輩を受け止め

軽く頭を撫でた

太宰

早く…話して下さいよ

太宰

心実を…ッ

よく見ると先輩の目の下には隈が出来ており

顔は青白かった

快晴には涙を 曇り空には笑顔を

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