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3件
ほんとにこの話大好きです💗続き楽しみに待ってます💖️

やばい泣きそうなんですけど😭続き待ってます!
修学旅行2日目
〇〇は先生たちと東京の街を歩いていた
周りの生徒たちからは
チラチラと視線を向けられる
『なんで茂木さん先生と一緒なん』
『昨日怒られたのかな』
そんな声も最初は聞こえていた
けれど
時間が経てばその声も消えていった
〇〇自身も気にしないことにした
...まぁ、仕方ない
昨日のことを思い出すと
少しだけ胸が重くなる
先生たちは昼前になると
近くのカフェへはいった
先生
先生
〇〇
〇〇は軽く頭を下げた
先生たちは店内の大きいテーブルへ
〇〇は1人テラス席へ座った
外は和風だった
風がきもちい
暖かいお茶を1口
そして鞄から本を取り出す
...静か
こういう時間の方が楽だった
角名
角名が足を止めた
少し先
先生たちと一緒に歩いている〇〇が見えた
宮治
宮治
治が気づく
女の子
女の子
男の子
そんな声が飛び交う
しずも〇〇を見つめる
そしてふわっとわらう
石森しず
石森しず
冗談ぽい言い方
角名は何も言わなかった
ただ、〇〇の姿を少しだけ見ていた
1人
先生たちの輪からも外れて
角名
宮治
角名
宮治
角名たちは浅草寺へ向かうところだった
しばらく歩いたところで、角名が治の隣による
角名
宮治
角名は小声で何かを伝える
治は一瞬だけ角名を見る
宮治
そしてニヤッとする
宮治
宮治
角名の背中を叩く
角名
ふたりが少し遅れる
誰も気づかない程度に
角名はそのまま別の道へ曲がった
数分後
しずがふと振り返る
石森しず
石森しず
治が一瞬だけ黙った
宮治
女の子
宮治
宮治
石森しず
しずは笑った
けれど
ほんの少しだけ
口元が固くなった
何となくわかってしまった
角名が向かった先
さっき見えた茂木〇〇
しずは何も言わず前を向いた
〇〇はほんのページをめくる
ひとくちお茶を飲む
静かな瞬間
その時
向かいの椅子がひかれた
ガタン
〇〇は顔をあげる
〇〇
目の前に座った人物を見て
ページをめくる手が止まった
角名
角名はしばらく何も言わず静かにしていた
やがて店員が角名のまえにほうじ茶を置いた
角名
角名
〇〇
〇〇は本を閉じた
〇〇
角名
角名
〇〇
角名
角名
角名
〇〇は少しだけ目を伏せた
〇〇
顔を上げた
角名はお茶に視線を落としたまま
少し間を置いて答えた
角名
〇〇
〇〇の口元が少しだけ緩んだ
それから視線を逸らす
ガラスに自分の姿が映る
見慣れているはずの顔
でも、今はそれが誰なのか分からない
ーーー不思議な気持ちだった
自分が誰なのか
何かが混ざっている
柏木〇〇だった時の自分と
茂木〇〇の自分が
今までならちゃんと分けていたはずの人格が
〇〇
私は誰で
どうして今ここにいて
どうして
この人の前にいるんだろう
〇〇
胸の奥が少しだけ苦しくなる
本当の自分が
分からない
角名
不意に名前が呼ばれて
〇〇は顔を上げた
〇〇
角名
角名は首を傾げる
角名
〇〇
角名
〇〇
角名
〇〇
〇〇は小さくため息を着いた
その横で角名はお茶を飲む
そしてなんでもないように
角名
角名
そういった
〇〇の指が本の表紙で止まった
〇〇の心臓が急に大きく鳴る
どく、どく、と
今、なんて...
〇〇
聞き返そうとしたその時
先生
背後から声がした
ふたりが振り返る
先生
先生
先生だった
〇〇
角名は一瞬だけ先生を見た
それから何事も無かったかのように
お茶を置いた
角名
先生
角名
角名
角名
角名
先生は少し不思議そうな顔をする
先生
先生
先生
先生
角名
角名は立ち上がる
そして〇〇をみる
角名
〇〇
それだけ
さっきの言葉の続きをすることもなく
角名はそのまま店を出て行った
〇〇
〇〇はしばらくその背中を見ていた
聞けなかった
今の言葉は
どう言う意味だったのか
考えても答えは出ない
先生に促され
〇〇も席をたった
ホテルにもどると
ロビーには生徒が溢れかえっていた
『おかえりー』
『遅かったじゃん』
そんな声が飛び交う
〇〇は何も返さず
そのまま部屋に向かった
向かう途中
少し離れた所に角名の姿が見えた
友達と話している
いつもと変わらない
まるでさっきのことなんて
なんもなかったみたいに
〇〇は足を止める
けれどすぐ視線を戻した
『茂木が誰でもいい』
あの言葉だけが
何度も頭を巡っていた
その日の夜
消灯時間が近づいた頃
治たちの部屋にはこっそり女子たちが集まっていた
男の子
男の子
女の子
その中にしずもいた
石森しず
いつもより少しだけ髪を整えて
可愛らしくまとめている
普段よりも気合いが入っているのは
誰が見てもわかった
けれど
しずは部屋を見渡す
石森しず
角名の姿が見えない
石森しず
宮治
石森しず
宮治
宮治
宮治
治は少し考えた
宮治
石森しず
しずはふわっと笑う
石森しず
宮治
治は特に気にせず
またみんなの所へ戻った
ホテルの廊下
自販機の明かりだけが少し眩しく見える
その横に置かれた椅子に角名は座っていた
スマホを眺めながら
静かに時間を潰していた
角名
...いた
しずは角名を発見して前髪を整える
石森しず
角名は顔をあげる
角名
しずはふふっとわらう
角名は軽く会釈をする
しずはそのまま、角名の隣に腰を下ろした
自販機の低い機械音だけが
二人の間に響く
石森しず
角名
石森しず
角名
石森しず
しずは角名をみる
石森しず
ふっと笑う
角名は何も言わない
ただ、スマホの画面を見たまま黙っている
石森しず
しずが少しだけ声を落とした
石森しず
1度息を吸う
石森しず
石森しず
角名の指が止まった
自販機の音だけがやけに大きく聞こえた
石森しず
少しの沈黙
そして角名は、しずの方を見る
角名
石森しず
角名
言葉は丁寧だった
だけと迷いがない
石森しず
しずは少し俯いて
それから小さく笑った
石森しず
石森しず
角名
角名は普通に答える
角名
石森しず
しずは少しだけ黙る
石森しず
そしてへへっとわらった
石森しず
角名は何も言わなかった
そして椅子から立ち上がった
角名
石森しず
角名は数歩歩いてから足を止めた
振り返らないまま言う
角名
少しだけ間を置く
角名
角名
石森しず
角名
角名はそのまま歩いていった
残されたしずは、ひとり自販機を見つめる
さっきまでの笑顔はもうなかった
#ハイキュー
ガチアナ
16
桜空

1,929
𝒌𝒐𝒎𝒖
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