TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

医者

吸って

秋澄風

スゥ…

医者

吐いて〜

秋澄風

ハァ…

医者

うん。安定したね

医者

今日は学校に行ったんだよね。どうだった?

秋澄風

あんまり、行きたいとは思えなかったです…

医者

やっぱり中学生は難しいよね

医者

今回のことは保護者の方が学校に説明した?

秋澄風

いま電話で…

医者

良かった。一応安定剤出しとくね

医者

自分の好きなタイミングで飲んでいいけど、6時間空けて飲むこと

秋澄風

はい

医者

(髪の毛に触れるだけで怖がるってことは、悪化してる?)

医者

昔は髪の毛触られるだけでも怖かった?

秋澄風

いや…髪の毛だけ触られるってことは無かったから

医者

頭を触られるとか?

秋澄風

そうです

医者

そっかそっか

医者

じゃ、手袋するからいつも通りに

はい、はいすみません

おそらく休むかと…はい

ありがとうございます

ふぅ…(秋澄風大丈夫かな…)

昴との事件から約1ヶ月半

接触恐怖症の治療のために少しずつ俺は秋澄風に触れてきた。でもそれは手だけ

髪の毛なんて今まで触られたことないだろうし、秋澄風にとって本当に恐怖なことだったはず

(俺の配慮が足りなかったな…クソ)

店長

あれ、黎?

店長?

なんでここに

店長

僕は皮膚科に

店長

君は?

俺は、秋澄風のことで

店長

あ、今大変なんだってね。接触恐怖症だっけ

そうです

今日中学行ったんですけど、その時に髪触られて発作起きて

店長

それは怖かっただろうね…

今は落ち着いてるんですけど、また薬が多く出るかも…

店長

薬?

安定剤飲んでるんですよ、治療の前とかによく

店長

治療ができるの?

いや、ほぼ特訓みたいなもんですよ

俺が手にどのくらい触れられるかって測ったり

店長

頑張ってるね。仕事の数減らそうか?大変でしょ

いや、秋澄風に余計なこと考えさせたくないんで

このままでも俺平気ですし

店長

そう?それならまぁいいんだけど

店長

あ、じゃあ俺行かなきゃだから。また仕事場で

はい(ズキッ

…?(低気圧だし…偏頭痛か)

夜ご飯は適当に済ませてくれ

秋澄風

うん

いつも悪いな。休み取れたら焼肉行こ

秋澄風

マジ?楽しみにしてる

おう

秋澄風

…黎、顔色悪くない?

なんだよ。別に普通だっつの

秋澄風

なんか白いし

白いのはお前だ。発作出したばっかりなんだから休め

じゃあな

秋澄風

…(大丈夫かな。黎)

秋澄風

いや、俺があいつ心配しても何も出来ない

秋澄風

(自分から触れることすら、出来ないんだから)

秋澄風

(朝…って言うかまだ深夜か)

秋澄風

飲み物…うわ、電気つけっぱで寝てた

秋澄風

黎が帰る前で良かった〜。怒られるところだった

秋澄風

(人の気配…?)

ただいま

秋澄風

黎?いつもより早くない?

店長に、帰らされた

秋澄風

えっ、クビになったの!?ウケるw

ちげぇよ…なんか、顔色悪いって言われて…

秋澄風

(たしかに、仕事行く前より悪くなってる)

秋澄風

水持ってくるよ

サンキュ…

(ヤバい…本格的に頭痛くなってきた、割れるんじゃね?)

秋澄風

はい水

ん…

秋澄風

ね、もう寝室行って寝た方が良いよ…

ガキが一丁前に大人の心配してんじゃねーよ…

秋澄風

こんな時まで意地はるなよ…大人気ないな

まぁでも…寝るわ

秋澄風

(後で冷水持っていこう…)

ぅ〜…(38度って、久々の熱…余計にだるい)

(朝になったら朝飯作って、秋澄風の治療の手伝い…)

(その後は暇だから氷でも作って…体冷やしたい…)

冷たい!?

秋澄風

びっ…くりしたぁ

秋澄風

急に起きたらダメじゃん。風邪なんだから

え…なにこれ

秋澄風

冷えピタ

あぁいやそれは分かってる

お前俺に触れたのか…?

秋澄風

安定剤飲んだからね

秋澄風

めちゃくちゃ頑張ってるけど

発作を起こしやすい行動するなよ!

俺のことは

秋澄風

俺がしたいからやってること。これも治療の一環

秋澄風

分かったら黙って寝てろ。この病人が

…ははっ、ガキが。舐めた口効くなよ…

秋澄風

…ガキじゃねぇっての

クソガキ拾った話

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

45

コメント

1

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚