全てを知りながら見て見ぬふりを続けてきた安藤は
安藤優希(担任)
八神蓮斗
安藤優希(担任)
自ら最低な教師への道に足を踏み入れてしまっていた
安藤の言葉にショックで泣き出す友美
自分のしていることが最低なことだと言う自覚はちゃんとある
でももう後戻りはできない
引くに引けなくなった安藤は焦りながらも続ける
安藤優希(担任)
安藤優希(担任)
強い志を持って進んだはずだった教師の道
それがいじめを止めようとしたことで歪み
その歪みを直すこともできないまま何年も経過し
自分ではどうすることもできない所まで来てしまった
教師と言う立場を利用し沢山の嘘で塗り固め
自分の身を守るために不必要な存在を排除する
安藤優希(担任)
例えそれが濡れ衣だったとしても
安藤優希(担任)
幸枝はクラスを仕切るリーダー
安藤優希(担任)
だから従わなければ行けない
それに歯向かったアホ美もいなくなればいい
安藤の歪んだ心はもう
正常な判断などできる状態ではなくなっていた
八神蓮斗
権田沼奈穂美
金田友美
アホ美は友美の手を引き
蓮斗と共に教室を後にした
直後にチャイムが鳴りホームルームが終了
下駄箱に到着したアホ美は聖夜にメッセを送信し
現状を浪川に伝えて欲しいと頼んだ
アホ美からのメッセを受け取った聖夜は
廊下で浪川を呼び止めアホ美とのメッセ画面を見せる
浪川哲雄
浪川は今すぐにでも安藤を問い詰めたかったが
アホ美の計画に協力すると約束していたため
浪川哲雄
権田沼聖夜
グッと堪えてその場を後にした
聖夜は直ぐにアホ美に返事を送り浪川の言葉を伝える
聖夜からのメッセを受け取ったアホ美は
権田沼奈穂美
金田友美
権田沼奈穂美
友美と蓮斗にファミレスで待つように伝え
一人である場所へ
向かったのは早樹のいる病院だった
病室の扉は常に開いていて
中に入るとベッドが四つあり
右の奥の窓際のベッドに早樹の姿があった
少し開いたカーテンの中で
早樹は窓の外を眺めていた
権田沼奈穂美
海村早樹
権田沼奈穂美
海村早樹
海村早樹
海村早樹
海村早樹
権田沼奈穂美
海村早樹
権田沼奈穂美
アホ美はさっき学校で起きたことを全て説明
今日もまた幸枝達による友美への落書きがされていたこと
そのせいで友美が安藤から出ていくように言われたこと
それに付き添う形で蓮斗と共に教室から出たことを話した
海村早樹
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
海村早樹
権田沼奈穂美
海村早樹
権田沼奈穂美
海村早樹
権田沼奈穂美
アホ美にとって幸枝は友美をいじめる最低な女子だが
早樹にとって幸枝は幼馴染みでありとても大切な存在だった
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