アヲが後ろにいると気づいたのは、
読んでいた本に彼が影を作った時だった。
アヲ
ヰロハ
アヲ
ヰロハ
ヰロハ
アヲ
ヰロハ
本を見る為に伏せられたまつ毛が煌めいた気がした。
彼の粗雑な印象とは正反対の感情を覚える。
ヰロハ
アヲ
アヲ
アヲ
ヰロハ
アヲ
まあ少しなら、と
俺の肩にもたれ掛かるアヲ。
…体温、というものが
これ程愛おしく、
これ程嬉しくなるのはおかしいのだろうか。
アヲ
アヲ
ヰロハ
アヲ
この言葉の重みを知らずに、
俺は軽々しくこの言葉を口に出した。
ヰロハ
ヰロハ
アヲ
ヰロハ
アヲ
アヲ
アヲ
アヲ
ヰロハ
ヰロハ
アヲ
ヰロハ
アヲ
アヲ
そうやってからかう様に、
アヲは笑う。
─なんでこんなに可愛らしいのだろう
この生き物は。
アヲ
アヲ
ハグをすると、背中にぎゅ、と腕を回される。
アヲ
ヰロハ
アヲ
ヰロハ
アヲ
end
コメント
2件
展開早くて混乱してるのめっちゃ好きすぎる