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7月になった頃、自分の病状は 酷くなった。 シェアハウスの家にも居られなくなるほど体調は悪化してしまった為、 またこの場所で窓から外を見るようになってしまった。
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ショッピくんや、トントンとも 仲が良くなってきたっていうのに…俺は…、…1年って言ったって生きられるのはほんと少ししか俺が俺として生きられない。
病状はどんどん酷くなり、最後の2つの月には、俺は息をするだけのお人形さんになるんだろう。
そんなの、…、生きてるって行っていい訳がない。…
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最近は、紫色も見えるようになってきた。…色盲は良くなりつつあるが、他は段々悪くなっていく。
自らの生き様はこんなにも、皮肉だなんて…。
最近は、蝉も鳴き出している
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急激に体調は悪化する。
もう、どうしていいのか 分からなかった
そんな時、大先生が病室へと入ってくる
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お月見…と言われても、7月にやるのか?なんて疑問は浮かぶが…大先生は優しくふわりと笑って、そのまま何も言わなかった。…だから、俺も何も考えず同意した。
大先生が作ってくれたおうどんを 食べて、薬を飲むと眠くなり、そのまま目を閉じる。
起きると、お月見行こか。と大先生に言われてそのまま月を見にきた。
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空に手を伸ばす、掴めそうで掴めない満月は自分の体よりとても大きく、小さく見えた。
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後ろを向くと、トントンが優しい瞳でマフラーを首に巻いて居た。 まだ早いんじゃ無いか?なんて思うが、まぁいいか。
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その言葉を聞いた瞬間、 ショッピくんは少し眉を8の字にした
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後ろから、低い声が聞こえて 背後を見る、3人の人が居た。 1人の人は、凄く堂々としていた。
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起こされた…?ていうか、…あれ、 一番最初にあった気が…、確か
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と、呼ばれ向かうと シェアハウスの時に居たみんなと、 1人。金髪の綺麗な赤い瞳の人が真ん中に立っていた
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色んな人に囲まれ困惑して、大先生に視線で助けを求める。すると、 大先生は、ゆっくりと話し出す
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